【最新】オーストラリアのおすすめの美しい海を紹介

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【最新】オーストラリアのおすすめの美しい海を紹介

【最新】オーストラリアのおすすめの美しい海を紹介

オーストラリアを訪れるなら透明度が高く美しい“海”は必須の観光スポットです。自然が手つかずの状態の海岸、のんびりとした時間を過ごせる静かなラグーン、サーフィン・ダイビングなどアクティブが豊富なビーチ、ショッピングやグルメが楽しめる都心部の沿岸など魅力的な海が数多くあります。
ここではオーストラリアに1万以上あると言われる“海”のスポットを、エリア別に厳選し紹介します。

ニューサウスウェールズ州 おすすめの海

ニューサウスウェールズ州はオーストラリアの東南部に位置し、15の地域で構成されています。オーストラリア国民の3分の1がニューサウスウェールズ州に居住し、人口は約800万人と国内で最も人口が多い州です。気候は温帯性で日本のように四季をはっきりと感じられるのが特徴です。

ジャービス・ベイ / Jervis Bay

ニューサウスウェールズ州ショールヘブンにあるジャービス・ベイは、キャンベラ国際空港から車で約2時間です。“オーストラリアで最も美しく安全なビーチ”と言われ、パウダーのような砂とターコイズブルーの穏やかな海が特徴です。ダイナミックに泳ぐイルカやクジラを間近に観たいなら、ジャービス・ベイ・マリンパークから出港するクルーズ船からのホエールウォッチングはいかがでしょう。近隣にはアボリジナルのコミュニティが管理するブーダリー国立公園のキャンプ場や、パブが人気のハスキッソン・ホテルがあります。パブでは音楽と共に食事やアルコールが楽しめるミュージックライブが人気です。

ボンダイ・ビーチ / Bondi beach

“岩に砕ける波の音”を意味するアボリジナルの言葉“ボンダイ(Bondi)”に由来するボンダイ・ビーチは、ここで過ごすことを“ボンダイ・バブル(Bondi Bubble)”と呼ぶほど高級感のあるエリアです。ビーチ沿いの通り“キャンベル・パレード”を越えるとカフェ、レストラン、デザイナーズショップなどが並び、人気のホテル“QTボンダイ”など数多くの宿泊施設があります。白い砂浜では海水浴やサーフィン、広大な沿岸でのトレッキング、シドニーで最も有名なボンダイ・アイスバーグオーシャンプールなど様々なアクティビティが楽しめます。1年中ライフセーバーが巡回する安全なビーチは、家族連れも安心して楽しめるでしょう。 

サファイア・コースト / Sapphire Coast

海が宝石のように輝くサファイア・コーストには入り江や天然の潮だまりが多数あり、サーフィン、ヨット、フィッシングなど様々なアクティビティが楽しめます。大地に宝石を埋め込んだようなブルー・プールは、“天然岩プールランキング”で世界8位の評価を受けています。馬の頭のような巨大な”ホース・ヘッド・ロック”は、約5億年前のものと考えられるニューサウスウェールズ州で最も古い岩石です。近年まで知られなかったこの岩は、現在は撮影スポットとして人気のアイコンです。グルメなら牡蠣小屋やレストランで、栄養豊富な水源で育った牡蠣やシーフードを楽しむのはいかがでしょう。

ビクトリア州 おすすめの海

ビクトリア州はオーストラリアで一番面積の小さな州ですが、人口は約668万人と最も人口密度の高い地域です。メルボルンを中心とした都市エリアのほか、郊外には手付かずのビーチや山、湖など自然溢れる地域があります。ビクトリア州は温帯性気候のため天気が変わりやすいのが特徴です。

ブライトン・ビーチ / Brighton Beach

最寄り駅からビーチまで豪邸が連なるブライトン・ビーチ周辺は、ビクトリア州の中でも富裕層が多く住む地域として知られます。海沿いにはカラフルなビーチハウスが並び、海水浴よりビーチハウス見学のために多くの観光客が訪れます。更衣室やビーチ用品の収納に利用される約100軒のビーチハウスは、それぞれのオーナーがデコレーションに趣向を凝らしているのが特徴です。派手な色使いが目を引くビーチハウスのモチーフには、日本でおなじみのゲームキャラクターや葛飾北斎も見られます。ビーチは波が穏やかなため小さな子どもでも安心して海水浴が楽しめるでしょう。
メルボルンシティから電車で30分程の距離にあり、都心から日帰りでの観光がおすすめです。

セントギルダ・ビーチ / ST. kilda beach

メルボルンの南東6kmの位置にあるセントキルダ・ビーチは、都心から気軽に行けるビーチリゾートです。メルボルンのビーチの中で唯一リゾート開発され、海水浴以外にもショッピングやグルメなど数多くの楽しみがあります。桟橋奥の防波堤には世界最小のペンギン”リトル・ブルー・ペンギン”の群れが見られますが、観察する際は“餌をやらない”、“フラッシュ撮影禁止”などルールを守りましょう。また、毎週日曜日10時からセントキルダ・エスプラネード・マーケットに約50店以上のお店が軒を連ねます。ここで販売されるオリジナルのアートやジュエリー、雑貨などをお土産に買い求めてはいかがでしょうか。

グレート・オーシャン・ロード / Great Ocean Road

マリンアクティビティばかりでなく、車窓から楽しむオーストラリアの海はいかがでしょう。
グレート・オーシャン・ロードは、メルボルンの南西にある全長約250kmにおよぶ海岸線の景色が美しいドライビング・ロードです。250kmはおよそ東京から名古屋までの直線距離にあたります。道路はほぼ全域にわたり海岸沿いのため、景色を楽しむための駐車エリアがところどころに設けられています。メルボルンから車で訪れる観光地として高い人気を誇り、年間およそ245万人の観光客が訪れます。グレート・オーシャン・ロード沿いにはベルズ・ビーチアポロ・ベイ12使徒海岸など数多くの観光スポットがあります。

【最新】オーストラリアのおすすめの美しい海を紹介

グレート・バリア・リーフ おすすめの海

約900の島で構成される世界最大級のサンゴ礁群“グレート・バリア・リーフ”は、1981年に世界自然遺産に登録されています。全長2,300km、面積は35万km2と日本列島とほぼ同じ広大な面積を誇り、400種以上のサンゴ、1,500種以上の魚類、215種以上の鳥類、クジラやイルカなどの海洋生物が多数生息しています。

ホワイトヘブン・ビーチ / Whitehaven Beach

グレート・バリア・リーフで一番のおすすめは、オーストラリアを代表する美しい海“ホワイトヘブン・ビーチ”でしょう。世界一白い純白の砂とブルーグリーンの海が続く景観は、“ヘブン(heaven)”が名前にある通り天国にいるような心地になります。世界遺産グレート・バリア・リーフ内にあるウィットサンデー諸島国立公園の一部として自然保護区に指定されています。おすすめのアクティビティは、ホワイトヘブン・ビーチとハート・リーフを水上飛行機から眺める遊覧や、澄んだ青い海でのダイビングやシュノーケリングです。“ハート・リーフ”はハートの形をしたサンゴ礁の島で、“見る者を幸せする”と言われる特に人気のスポットです。

グリーン島 / Green Island

ケアンズから最も近い珊瑚礁の島“グリーン島”は、大勢の観光客が訪れる人気のマリン・スポットです。上陸する人や荷物に植物の種子や昆虫などが付着していないか検査をする徹底した環境保全により害虫のいない島を保っています。グリーン島はケアンズから往復船でアクセスできますが、初めて訪れる際は島の見どころを紹介するガイドツアーへの参加をおすすめします。時間を気にせず楽しみたい方はグリーンアイランドリゾートに宿泊してはいかがでしょう。島内で唯一のホテルにはレストランや様々な体験プログラムがあり、宿泊者はシュノーケルセットやビーチパラソルなどが無料でレンタルできます。

ミコマス・ケイ / Michaelmas Cay

“手付かずの最後の楽園”と呼ばれるミコマス・ケイは、ケアンズの沖合にある全長360mほどの小さな砂の島です。グレート・バリア・リーフの中で唯一の特別保護地区となり、大きな船で接岸しない、上陸は朝9時から午後3時まで、50名以上は同時に滞在できないなど環境保全のためのルールがあります。アオウミガメや30mを越えるカリスハタなどグレートエイトが泳ぐ海の沿岸には、『ビーナスの誕生』でボッティチェリが描いたような巨大なシャコガイが数多く生息しています。23種類2万羽もの海鳥が生息する野鳥保護地区としても知られ、土地の自然や歴史文化を学びながら観光する取り組み“エコツーリズム”に認定されています。

ゴールド・コースト おすすめの海

クイーンズランド州に位置するゴールド・コーストは、観光資源が豊富なオーストラリアの中でも特に人気があります。美しいビーチが広がる数々のリゾート地は、サーファーや海水浴を目当てに観光客が集まる世界屈指の観光地として知られます。日本人が選ぶ留学先としても人気があり、アジアをはじめ世界中から留学やワーキングホリデーを目的に若者が集まります。

サーファーズ・パラダイス・ビーチ / Surfers Paradise Beach

一年を通して波の状態が良い“サーファーズ・パラダイス・ビーチ”はオーストラリア屈指のサーフィンスポットとして知られ、サーファーにとってはパラダイスと言える海です。ビーチは遊泳エリアとサーフエリアに分けられ、ライフセーバーも常駐しているため小さな子ども連れでも安心して楽しめます。57km続く砂浜でマリンレジャーを楽しんだ後は、毎週水・金・日曜日の夕方4時~夜9時に開催されるビーチフロント・マーケットの散策はいかがでしょう。店舗が100ほど連なるマーケットでは地元グルメやアクセサリーや雑貨、アート作品が販売されます。

カランビン・ビーチ / Currumbin Beach

カランビン・ビーチサーファーズ・パラダイス・ビーチから車で約30分、ゴールド・コースト空港からは車で約5分です。ビーチは“ジ・アレー”や“カラビン・アレー”と呼ばれ、世界屈指の波で名高いゴールド・コーストの中でも特に人気があります。カランビン・アレー・サーフスクールでは年間を通してサーフィンのレッスンを受けることができ、ビーチは毎日午前8時から午後5時までライフセーバーがパトロールしています。波の静かなビーチでのパドルボードやカヤックのほか、自然に近い環境で動物が飼育されている“カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ”に立ち寄るのもおすすめです。

ブロード・ビーチ / Broad Beach

サーファーズ・パラダイス・ビーチの南にある”ブロード・ビーチ”は、ジェットスキー、カヤック、サーフィンなど様々なマリンアクティビティが楽しめる人気のスポットです。高層ビル群が立ち並ぶオフィス街に隣接し、ホテルやコンドミニアムのほかショッピングセンターやレストラン、オープン・カフェが軒を連ねます。最先端のショッピングエリア“サウスポート”にも近く、ゴールド・コースト最大のショッピングセンター“パシフィック・フェア・ショッピング・センター”や、ゴールド・コースト唯一のカジノ“スター・ゴールド・コースト”、“ドリームワールド”、“ムービーワールド”、“シーワールド”などのアミューズメントパークも人気です。

オーストラリア各州でおすすめの海

南オーストラリア州の海では、手付かずの原野にアザラシやイルカが生息するカンガルー島ビボンヌ・ベイ・ビーチ、危険なホホジロザメを間近で見るケージ・ダイビングが体験できるネプチューン島海域がおすすめです。西オーストラリア州ケーブル・ビーチではキャメルツアーで砂漠をラクダに乗り周遊でき、ラッキー・ベイでは三日月形の白い砂浜で野生のカンガルーと触れ合えます。また、フレシネ国立公園で知られるタスマニア州は、新鮮なシーフードや地元産ワインが楽しめるワイングラス・ベイに立ち寄るのはいかがでしょうか。 ノーザンテリトリー準州は全域でワニが生息しているため、海や川には入らずビーチでショッピングやイベント、グルメを楽しみましょう。

オーストラリアの海 ベストシーズン

オーストラリアの気候は6ある州とその他準州の地域で異なりますが、ほとんどの地域では四季があり1年中気温が高く安定しています。国内の年間平均気温は約18度と1年を通して温暖な気候が続き、雨季でも湿度が低いため日本の梅雨のように蒸し暑さを感じません。年間の降水量が少なく空気が乾燥しているため、気温が上昇しても爽やかで過ごしやすい気候と言えます。夏のシーズンには多くの観光客が訪れますが、他の季節にも数多くの楽しみがあります。春にあたる9月~11月は人混みの少ない海を楽しめます。晴天が続き過ごしやすく、アウトドアを楽しむには絶好の季節でしょう。秋冬も海水浴やサーフィンが楽しめますが、水温が18〜19度と低い際はウェットスーツの着用をおすすめします。

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オーストラリアの海で注意したいポイント

日焼け対策は万全に

オーストラリアでは、“70歳までに3人に2人が皮膚ガンを発症する”と言われるほど強い日差しが特徴です。ビーチで長時間過ごす場合は、紫外線対策を万全にしましょう。オーストラリア政府観光局では太陽の有害な紫外線から肌を保護するため、サンスマート(SunSmart)を推奨しています。SPF数値の高い日焼け止めクリーム、サングラスや帽子、日傘、長袖パーカーなどで日光を防ぐほか、泳ぐ時は背中が陽に晒されるためラッシュガードを着用しましょう。

旗が立っている場所での注意点

オーストラリアのビーチでは、遊泳できる場所に赤や黄色の旗が立っています。ライフセーバーが潮の流れを見て旗の場所を変えているため、海で遊ぶ際はこの旗を目印にしましょう。“赤色一色”は遊泳禁止、“黄色一色”は注意喚起、“赤色と白色の市松模様”はすぐに海から上がるなど、旗の色には意味があります。サメの事故も旗の立てられたエリアの外で多く発生しています。屋外放送などにも留意することで危険を回避しビーチ遊びを楽しみましょう。アカエイ、オニダルマ・オコゼなどは毒があるため危険ですが、こちらから手を出さなければ攻撃されません。

リップカレント(離岸流)に注意

リップカレント(離岸流)”と呼ばれる沖に戻る潮の流れに注意しましょう。大きなリップカレントは、オリンピックの水泳選手が全力を出しても岸に戻れないほどのスピードです。前述した赤色と黄色の旗はリップカレントの危険区域を知らせるために立てられています。もし、リップカレントに流されてしまったら、仰向けになって浮かび流れに逆らわないようにしましょう。リップカレントは海中に引き込む流れではないため、落ち着いてライフセーバーの救助を待ちましょう。

ビーチではアルコール禁止

オーストラリアではアルコール法により、酒類の購入や飲酒は18歳以上から認められます。日本人でもオーストラリアでは18歳以上であれば飲酒が可能ですが、日本と異なり屋外での飲酒は禁止です。公園、路上やビーチでのアルコール摂取は原則禁止され、特に西オーストラリア州は厳しい条例があり、違反をすると罰金を徴収される場合もあります。

オーストラリア渡航にはETAS(イータス)申請が必要です

日本国籍の方が90日以内の観光旅行を目的としてオーストラリアへ渡航する際は、ETAS(イータス)の申請が必要です。ETAS(イータス)を管轄するオーストラリア政府移民局では、渡航が決定した時点での申請を推奨しています。申請後は当局による審査が行われ、当日または翌日には審査結果が届きます。審査に時間を要する場合もあるため渡航3日前までにはETAS(イータス)申請を済ませましょう。ETAS(イータス)の有効期限は1年間となり、期間が過ぎた方は再度申請が必要です。ETAS(イータス)に関する詳しい詳細は”オーストラリア観光ビザのETAS(イータス)とは”をご確認ください。

更新日 : 2022/10/12