ニューサウスウェールズ州保健省 新型コロナウイルス第二波に対し警告

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ニューサウスウェールズ州保健省 新型コロナウイルス第二波に対し警告

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ニューサウスウェールズ州では新型コロナウイルス新規感染者が減少しているにも関わらず、第二波への懸念が高まっています。現在、ニューサウスウェールズ州ではシドニー南西部で小規模なクラスターが発生。10月29日に確認された感染者の1人は同地域の屋内トランポリン施設を利用していたことが明らかになりました。

ニューサウスウェールズ州保健省は州内の感染リスクは依然として深刻な状況であると市民に警告し、感染対策の継続を呼びかけました。鼻水や咳、発熱など新型コロナウイルス感染の兆候が見られる場合は軽度であっても検査を受診するよう求めています。保健省は特に感染が確認されているシドニー南西部の居住者に向け、「感染を早期発見することで、今後の感染拡大を防ぐことができます」と語り、積極的に検査を受診するよう促しました。

ニューサウスウェールズ州と隣接するクイーンズランド州では、11月3日よりニューサウスウェールズ州からの渡航者に対し入州規制を緩和しました。しかし、10月29日にシドニー地域で新たな症例が確認されていることから、同地域からの渡航者は対象外としています。クイーンズランド州の最高保健責任者であるジャネット・ヤング博士は「シドニーで確認された新しい症例のうち、感染経路が不明なケースがあります」とも指摘しており、警戒する姿勢を見せました。

参考元 : Yahoo News Australia
https://au.news.yahoo.com/warning-over-very-real-risk-of-second-wave-in-nsw-020858108.html