ニューサウスウェールズ州保健当局 マスク着用義務の導入を示唆

Menu

ニューサウスウェールズ州保健当局 マスク着用義務の導入を示唆

  • シドニー
  • ニューサウスウェールズ州
  • 感染対策
  • 新型コロナウイルス

更新日 : 配信日 :

ニューサウスウェールズ州保健当局は公共交通機関でのマスク着用率が低下しているため、マスク着用義務の導入を示唆。マスクを着用していない方を対象に罰金を科す可能性があると明らかにしました。国内の新聞社“シドニーモーニングヘラルド”では、シドニーの一部地域でマスク着用率が15%ほど減少していると発表しています。
ニューサウスウェールズ州では12月14日より自宅勤務を要請する公衆衛生命令の廃止や、12月中に電車・バス・フェリーの定員を現在の10%ほど拡大することが決定しています。州政府はこれらの変更に伴い通勤者の急増が予想されることから、感染リスク軽減のため公共交通機関の利用時にマスクを着用するよう州民に訴えています。ニューサウスウェールズ州運輸大臣のアンドリュー・コンスタンス氏は、記者に対し「現在のマスク着用率は十分ではありません。特に通勤時は混雑するためマスクの着用は感染対策として非常に重要です」と語りました。
ブラッド・ハザード保健相は「マスクなしで公共交通機関を利用するべきではありません。マスクの着用は自身の健康だけでなく周りの人の健康も守ることができます」と述べ、マスク着用の重要性を強調しています。着用の要請を真摯に受け止めない場合は罰則が導入される可能性があると警告した上で、「私たちは皆さんに罰金を科すことを望んではいません」と語り、通勤者に向けてマスクを着用するよう強く呼びかけました。

参考元 : news.com.au
https://www.news.com.au/lifestyle/health/health-problems/coronavirus-nsw-warns-fines-for-not-wearing-masks-could-be-introduced/news-story/d63d61a4ce8a5cb603c18a1a4272dae6