クイーンズランド州ブリスベン周辺地域で3日間の外出制限が解除

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クイーンズランド州ブリスベン周辺地域で3日間の外出制限が解除

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新型コロナウイルスの変異種が確認されたクイーンズランド州では1月8日よりブリスベン、ローガン、イプスウィッチ、モートンベイ、レッドランドを対象に3日間の外出制限が行われました。1月11日より対象地域の居住者は理由を問わず自由に外出できるようになりましたが、制限期間内に施行されていた外出時のマスク着用義務など一部の規制は継続されます。

クイーンズランド州では検疫施設となるブリスベンのホテルで英国由来の新型コロナウイルス変異種が確認されたため、1月8日よりブリスベンを含む5つの地域で外出制限を実施。感染拡大が危惧されていましたが、8日以降に地域内で変異種に感染したケースは確認されていません。本措置について同州のアナスタシア・パラシェ州首相は期待以上の成果があったと語り、「皆さんの多大なる協力のおかげです」と州民に感謝の意を述べました。州首相は該当地域での外出制限を解除しましたが、ショッピングセンター、スーパー、ジムなどの屋内施設および公共交通機関でのマスク着用義務やレストランやバーでの来客人数の制限など一部の措置を1月22日まで継続すると発表しています。

継続される一部の規制措置について、保健相のイヴェット・ダット氏はブリスベン周辺の人々を外出制限から解放するために必要な措置であると語りました。同氏は「変異種はより高い感染力を持つことが判明しているため、規制の継続が非常に重要となります」と述べ、引き続き感染に対する危機感を持つよう州民に警告しています。また、最高衛生責任者であるジャネット・ヤング博士は「パンデミックはまだ続いています」とコメントし、「私たちは外出制限で多くの成果を上げましたが、この脅威から抜け出すために適切な判断を行う必要があります」とダット氏と共に感染対策の遵守を呼びかけました。

参考元 : abc news
https://www.abc.net.au/news/2021-01-11/brisbane-lockdown-masks-restrictions-rules-update-coronavirus/13046160