オーストラリアの気候と季節ごとの服装

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オーストラリアの気候と季節ごとの服装

オーストラリアの気候と季節ごとの服装

広大な面積を誇るオーストラリアには多様な気候が存在します。北部の沿岸地域は熱帯性気候で、季節は雨季と乾季の2つに分かれます。中部および南部の沿岸地域は温帯性気候となり、一般的に四季があるのが特長です。オーストラリア大陸の中央部は1年を通して乾燥が続く砂漠気候となります。このページはオーストラリア各地域の気候や、季節に相応しい服装について解説します。

オーストラリアの気候

日本の約21倍もの面積を有するオーストラリアは地域により気候が異なります。国内全域において1年中気温が高く湿気が少ない気候ですが、季節により気温差が激しい地域や明確な四季がある地域など特長は様々です。オーストラリア国内全体の年間平均気温は約18度で、1年を通して温暖な気候が続きます。雨季はありますが湿度が低いため、日本の夏のように湿気を伴う暑さを感じることはありません。全域を通して年間の降水量が少なく、気温が上昇しても爽やかで程よい暑さを感じることができます。

オーストラリアの四季

オーストラリアの大半の地域では、日本と同じように四季があります。しかし、オーストラリアは日本とは正反対の南半球に位置するため、季節が真逆になります。日本が冬となる12月から2月はオーストラリアでは夏にあたるため、渡航の際は現地の季節にあわせた衣服の用意が必要となります。気温が安定する春と秋は観光のベストシーズンで、国内外から多くの観光客が訪れます。夏は全般的に気温が高く、日中の最高気温が40度近くに上る地域もあります。特に日中は強い紫外線が降り注ぐため、帽子・サングラス・日焼け止めを必ずご用意ください。
冬は地域により気温差はありますが、コートやダウンジャケット等の防寒着が必要となる日はほとんどありません。ただし、朝晩は気温が急激に下がるため厚手の長袖や数枚の上着を用意することをお勧めします。

オーストラリア各エリアの気候と最適な服装

ケアンズの年間気温と最適な服装

グレートバリアリーフなどがある自然豊かなケアンズは熱帯性気候に属する地域です。年間を通して温暖で、季節は雨期と乾期の2つのみとなります。年間の平均最高気温は29度、平均最低気温は約21度で気温の差が無く過ごしやすい気候が特長です。年間の平均降水量は167mmですが、雨季には約450mmまで降水量が増加します。夏にあたる12月から4月は非常に暑く紫外線量が増えるため、サングラスや帽子、日焼け止めをご用意ください。また、雨に備えて傘や雨具を用意することもお勧めします。
ケアンズは熱帯性気候のため冬でも暖かな気温が続きますが、降水量が少なく空気が乾燥する傾向にあります。肌や髪の乾燥が気になる方は、保湿ケアアイテムを用意すると良いでしょう。

ケアンズの乾季(5~11月)

ケアンズでは4月から11月にかけて乾季となります。この時期の平均最高気温は約29度、平均最低気温は約20度です。5月頃から乾期に入り、次第に空気の乾燥を感じるようになります。11月頃から雨の日が多くなり、乾季の終盤には月に100mm近くの雨が降ります。

ケアンズの雨季(12〜4月)

12月から2月はケアンズの雨季にあたります。平均最高気温は約31度、平均最低気温は24度となり暑い時期が続きます。雨季は雨の日が続き、2月の降水量は450mm以上にもおよびます。蒸し暑い日が続くため、こまめな水分補給や暑さ対策が必要となります。

ケアンズに滞在する際の服装

1年を通して常夏が続くケアンズでは、季節を問わず日中は半袖で過ごせます。9月頃は気温が上昇しない日が多いため長袖が必要な日もあります。11月頃には気温も上がり半袖で過ごせる日が増えますが、降水量が増えるためナイロン製の上着や雨具を用意することをお勧めします。コートやダウンジャケットなどの防寒着は必要ありませんが、朝晩は気温が下がるため薄手の長袖を用意しておくと良いでしょう。

メルボルンの年間気温と最適な服装

温帯性気候に属するメルボルンの気候は、日本のように四季があることが特長です。メルボルンは日本と比べて年間を通して寒暖差が少なく、梅雨も少ないため過ごしやすい地域です。年間の平均最高気温は約20度、平均最低気温は約10度。夏は非常に暑い日が続き、冬はセーターやコートを必要とするほど気温が下がります。季節を問わず1日の寒暖差が激しく、日中と朝晩の気温が大きく異なります。渡航する際は半袖だけでなく数種類の長袖を用意することをお勧めします。

メルボルンの春 (9〜11月)

9月から11月がメルボルンの春にあたります。この時期の平均最高気温は約20度、最低気温は8.6度ほどとなります。9月はまだ寒さが残りますが、11月に近づくにつれ気温が上昇します。春の平均降水量は54.5mmで、1年の中で最も雨が多い時期となります。日中は半袖で過ごせる日が次第に増えますが、朝晩は冷え込みを感じる日が続きます。

メルボルンの夏 (12〜2月)

12月から2月が夏に該当します。平均最高気温は約26度、平均最低気温は13.3度となり、1年で最も暑い時期となります。紫外線が非常に強いため、日本の夏よりも体感温度を高く感じる傾向にあります。外出の際は熱中症に注意し、紫外線対策としてサングラス、帽子、日焼け止めを用意することを推奨します。

メルボルンの秋 (3〜5月)

3月から5月がメルボルンの秋にあたります。平均最高気温は約20度、平均最低気温は13.7度。日中は暑い日が続きますが、朝晩は次第に冷え込む日が増えてきます。秋の平均降水量は42.5mmで、雨の日が少ない傾向にあります。日中は半袖で過ごせますが気温が下がる日もあるため、上着を用意しておくことをお勧めします。

メルボルンの冬 (6〜8月)

6月から8月にかけてメルボルンは冬を迎えます。冬の平均最高気温は約14度、平均最低気温は約6度となり年間で最も気温が下がる時期です。秋と同じく降水量が減少し乾燥した日が続きます。日中でも気温が10度を下回る日もあるため、冬に滞在する際は厚手の長袖や防寒着を用意することをお勧めします。

メルボルンに滞在する際の服装

日本と同様に四季が明確な地域のため、滞在する季節に応じた服装を用意する必要があります。夏は半袖で快適に過ごせますが、春と秋は朝晩の気温が下がるため長袖をご用意ください。気温が下がり乾燥した日が続く冬は、厚手の上着やセーターを用意して渡航することをお勧めします。

シドニーの年間気温と最適な服装

観光地として有名なシドニーは温帯性気候に属し、日本と同様に四季があります。しかし、季節が正反対となるため衣服を用意する際は注意が必要です。夏場は大幅に気温が上昇し、紫外線量も非常に多くなります。日中に外出する際はサングラス、帽子、日焼け止めを忘れずに用意しましょう。明確な四季がある地域ですが日本と比べて寒暖差が緩やかで、冬場でも平均気温が10度を下回る日はありません。

シドニーの春 (9~11月)

シドニーでは9月から11月が春に該当します。春の平均最高気温は約24度、平均最低気温は12度と過ごしやすい気温が続きます。9月下旬頃から気温が上昇し、10月から11月にかけて日中は半袖で過ごすことができます。春は気温が安定し降水量が少ない時期のため、最も観光に適しているシーズンと言えます。

シドニーの夏 (12〜2月)

12月から2月がシドニーの夏にあたり、1年で最も暑い時期となります。夏の平均高気温は約32度、平均最低気温は20度ですが、近年は温暖化の影響により最高気温が40度を超える日も増えてきました。夏季のオーストラリアは全般的に厳しい暑さに見舞われますが、なかでもシドニーは気温が高く紫外線が強いため熱中症と紫外線の対策が必須となります。

シドニーの秋 (3〜5月)

3月から5月がシドニーの秋に該当します。平均最高気温は約25度、平均最低気温は12度で1年のなかで最も寒暖差が激しい時期となりますが、日中は過ごしやすい気温に恵まれます。シドニーでは秋が最も降水量が多いため、秋に渡航する場合はナイロン製の上着や雨具の用意をお勧めします。

シドニーの冬 (6〜8月)

6月から8月がシドニーの冬にあたります。日本と比べて非常に暖かい日が続くため、終日快適に過ごすことができます。冬季の平均最高気温は約17度、平均最低気温は約10度。まれに気温が低下する日もありますが、気温が5度を下回ることは滅多にありません。日中は厚手の上着で過ごせますが、朝晩は気温が下がり冷え込む日が続きます。冬季に渡航する場合は、日本と同様の防寒対策をお勧めします。

シドニーに滞在する際の服装

シドニーにも四季がありますが日本と比較すると非常に暖かいため、年間を通して過ごしやすい地域と言えます。春を迎える9~11月、秋にあたる3~5月が観光旅行のベストシーズンです。服装は半袖を中心に薄手、厚手の長袖を数枚用意することをお勧めします。夏に該当する12~2月に渡航する場合は終日半袖で過ごすことができますが、紫外線対策として帽子やサングラス、日焼け止めを必ずご用意ください。日本では6~8月が夏にあたりますが、シドニーでは冬となり最も気温が下がる時期を迎えます。冬でも暖かい日が続き陽気に恵まれますが、日中以外は肌寒い気温が続きます。冬に渡航する場合は厚手の上着やセーター等を用意することをお勧めします。

パースの年間気温と最適な服装

西オーストラリア州の州都であるパースは、年間の約70%が晴天に恵まれる爽やかな気候が特長です。四季がありますが年間を通して暖かく、平均気温は約24度、冬季でも平均気温が12度と過ごしやすい日が続きます。夏は厳しい暑さとなりますが、湿気が少ないため快適に過ごすことができます。パースは1年を通して降水量が少ないため乾燥する日が多い地域です。冬は肌や髪の乾燥をケアするアイテムを用意するとよいでしょう。

パースの春 (9~11月)

9月から11月がパースの春にあたります。春の平均最高気温は約23度、平均最低気温は約12度。日本の春と比較すると気温は高めですが、朝晩は少し寒さを感じる日があります。春の平均降水量は約50mmで、1年の中でやや雨が多い時期となります。11月の平均気温は26.5度と非常に暖かいため、晴天の日中は半袖で過ごすことができます。

パースの夏 (12〜2月)

12月から2月が夏季に該当します。平均最高気温は約31度、平均最低気温は約18度。1年で最も気温が上昇する時期となります。夏季の降水量は非常に少なく、雨の日はほとんどありません。湿気が少なく乾燥する日が続くため、紫外線対策とともに保湿ケアアイテムの用意をお勧めします。

パースの秋 (3〜5月)

3月から5月がパースの秋にあたります。平均最高気温は約26度、平均最低気温は13.5度。過ごしやすい日が続くため、観光のベストシーズンと言えるでしょう。3、4月の日中は暑い日が続きますが、5月に入ると次第に涼しさを感じるようになります。秋も雨の日が少なく外出やレジャーを楽しむことができますが、日中と朝晩の寒暖差が激しいため長袖を用意すると良いでしょう。

パースの冬 (6〜8月)

6月から8月にかけてパースは冬を迎えます。冬の平均最高気温は約19度、平均最低気温は約8度と1年で最も気温が低下します。冬でも暖かい日が続き、日本のように気温が0度前後になることはありません。冬季の平均降水量は132mmで、1年を通して最も雨が多く降る時期となります。冬に訪れる際は厚手の衣類やナイロン製の衣類を用意することをお勧めします。

パースに滞在する際の服装

1年中温暖な気候が続くパースでは、冬を除き日中は半袖や薄手の長袖で過ごすことができます。日本では12月から2月にかけて最も寒い時期となりますが、パースでは夏季に該当するため連日暑い日が続きます。日本を出発する際に着用していた防寒具は不要となり、終日半袖で過ごすことができます。また、日本が夏を迎える6月から8月はパースでは冬となり、連日寒い日が続くため厚手の衣類が必要となります。温暖な気候のため服装は半袖中心で過ごせますが、1年を通して湿気が少ないため滞在する際は保湿ケアアイテムを用意することをお勧めします。

アデレードの年間気温と最適な服装

南オーストラリアに位置するアデレードは毎年多くの観光客が訪れる人気の都市です。アデレードは温帯性気候に属し、温暖でありながら四季がある気候が特長です。日本と比べて寒暖差が少なく降水量も少ないため、爽やかで過ごしやすい天候に恵まれます。年間の平均最高気温は約22度、平均最低気温は約12度。春と秋は日中と朝晩の寒暖差が激しいため、半袖以外に長袖を用意することをお勧めします。

アデレードの春 (9~11月)

9月から11月がアデレードの春にあたります。春の平均最高気温は22度、平均最低気温は約11.5度。9月は最低気温が10度を下回る日もありますが、日中は気温が上がり過ごしやすい日が続きます。11月は最低気温が14度、最高気温は25度まで上がり半袖で快適に過ごすことができます。

アデレードの夏 (12〜2月)

12月から2月が夏に該当します。1年のなかで最も気温が上がり、平均最高気温は約30度、平均最低気温は約17度となります。日中は最高気温が30度を超えますが、夜は涼しく15度前後まで気温が下がります。アデレードはオーストラリア国内で最も乾燥している地域で、ほとんど雨が降ることはありません。

日中は半袖で過ごせますが朝晩は気温が下がるため、薄手の長袖を用意することをお勧めします。

アデレードの秋 (3〜5月)

3月から5月が秋にあたります。平均最高気温は約23度、平均最低気温は12.7度で過ごしやすい気温に恵まれます。3、4月の日中は暑くなりますが、5月から次第に気温が下がり秋の気配を感じるようになります。1日のなかで寒暖差が激しい時期となるため、薄手と厚手の長袖を用意しておくと良いでしょう。

アデレードの冬 (6〜8月)

6月から8月が冬に該当します。冬の平均最高気温は約16度、平均最低気温は約8度。1年で最も寒い時期となります。一部では早朝に霜が降りる日もありますが、日中は気温が上昇するため極端に寒く感じることはありません。気温が10度を下回る日があるため、日本の冬と同じくセーターや厚手の上着の着用をお勧めします。

アデレードに滞在する際の服装

温暖な気候が続くアデレードは年間を通して気温が安定している過ごしやすい地域です。季節を問わず雨が少ないため晴天に恵まれますが、乾燥した日が続くため保湿ケアアイテムを用意することをお勧めします。最も気温が安定する2月から4月にかけて観光のベストシーズンを迎え、爽やかな気候のなかでレジャーを楽しむことができます。冬以外の日中は半袖や薄手の長袖で過ごすことができますが、朝晩は気温が下がり寒さを感じる日もあります。薄手のほか厚手の長袖も用意しておくと良いでしょう。

ゴールドコーストの年間気温と最適な服装

オーストラリアの東南部クイーンズランド州に位置するゴールドコーストは雄大な自然に囲まれた風光明媚な都市です。亜熱帯性気候に属し、年間を通して非常に雨が少なく温暖な地域として知られています。年間の平均最高気温は約25度、平均最低気温は約17度。年間の平均気温は日本よりも高く、特に夏季の12月から2月にかけて気温が上昇します。夏季の日中は30度を超え湿度も80%近くまで上がるため、蒸し暑く感じる日が多いでしょう。

ゴールドコーストの春 (9~11月)

9月から11月がゴールドコーストの春にあたります。この時期の平均最高気温は約25度、平均最低気温は約17度で過ごしやすい気温が続きます。日本の春と比べて温暖で雨も少ないため、屋外で快適にレジャーを楽しむことができます。終日半袖で過ごせますが、朝は気温が下がる日もあるため薄手の長袖を用意しておくと良いでしょう。

ゴールドコーストの夏 (12〜2月)

12月から2月が夏に該当します。夏季の平均最高気温は約29度、平均最低気温は約21度。1年で最も気温が上がる時期です。湿度は80%近くまで上昇するため、日本と同じく湿気を伴う蒸し暑さが続きます。夏の平均降水量は約152㎜で、年間で最も多くの雨が降ります。夏は熱帯性の暴風雨が増え、風を伴う大雨に見舞われる日があります。夏の服装は半袖で過ごせますが、雨の日に備えてナイロン製の衣類や雨具を用意しておくことをお勧めします。

ゴールドコーストの秋 (3〜5月)

3月から5月が秋にあたります。秋の平均最高気温は約25度、平均最低気温は18度で春と同様の気候となります。日中は暑い日が続きますが、朝晩は次第に気温が下がり肌寒さを感じる日もあります。秋に入るとともに暴風雨は減少し、5月頃には雨による天候の悪化はほとんどありません。秋も半袖で快適に過ごせますが気温が低下する日もあるため、薄手の上着や長袖を用意することをお勧めします。

ゴールドコーストの冬 (6〜8月)

1年のなかで最も気温が下がる6月から8月がゴールドコーストの冬に該当します。冬の平均最高気温は約21度、平均最低気温は12.5度と暖かい日が続きます。冬でも最高気温が20度を超える日が多いため日中は半袖で過ごせますが、朝晩は長袖を用意することをお勧めします。冬は最も雨が少ない時期のため乾燥した日が続きます。冬に滞在する場合は保湿ケアアイテムを用意しておくと良いでしょう。

ゴールドコーストに滞在する際の服装

オーストラリアのビーチリゾートとして有名なゴールドコーストには季節を問わず多くの観光客が訪れます。亜熱帯性気候による温暖な気候のため、冬でも日中は半袖で過ごすことができます。朝晩は気温が下がる日があるため、薄手の長袖や上着を用意しておくことをお勧めします。年間を通して雨が少ない地域ですが、夏にあたる12月から2月は熱帯性の暴風雨に見舞われる日があります。夏季に訪れる方は帽子やサングラス、日焼け止めのほか、ナイロン製の衣類や雨具の用意を推奨します。

バイロン・ベイの年間気温と最適な服装

オーストラリア最東端に位置するバイロン・ベイは亜熱帯気候に属する自然豊かな地域です。ビーチリゾートを目的として国内外から毎年多くの観光客が訪れます。年間の平均最高気温は約27度、平均最低気温は約15度。季節を問わず温暖な気温が続きます。冬でも日中は半袖で過ごせる日が多く、コートやセーターを用意する必要はありません。バイロン・ベイは年間を通して強い紫外線が降り注ぐため、サングラスや帽子、日焼け止めなどの紫外線対策を忘れずにご用意ください。

バイロン・ベイの春 (9~11月)

9月から11月がバイロン・ベイの春にあたります。春の平均最高気温は約24度、平均最低気温は16.5度で終日安定した気温が続きます。春先である9月は気温が日中でも20度を下回る日がありますが、11月には気温が上昇し暑さを感じる日が増えます。春の平均降水量は100mm程度で少なく、雨が降る日はほとんどありません。日中は半袖で快適に過ごせますが、朝晩は気温が下がるため薄手の上着を用意しておくことをお勧めします。

バイロン・ベイの夏 (12〜2月)

12月から2月が夏にあたり1年で最も暑い時期となります。夏の平均最高気温は約27度、平均最低気温は約20度。日本の夏と同様、日中の最高気温が40度近くになる日があるため熱中症の注意が必要です。夏は特に紫外線が非常に強く外出の際はサングラスや帽子が欠かせません。服装は終日半袖で過ごせますが雨の日が増えるため、長期滞在の際は雨具を用意すると良いでしょう。

バイロン・ベイの秋 (3〜5月)

3月から5月が秋に該当します。秋の平均最高気温は約24.5度、平均最低気温は約17度。日中は暑い日が続きますが、5月頃から朝晩は涼しさを感じるようになります。秋はやや降水量が多い時期ですが、大きく天候が崩れる心配はありません。日中は半袖で過ごせますが、5月以降に渡航する場合は長袖を用意することをお勧めします。

バイロン・ベイの冬 (6〜8月)

6月から8月にかけてバイロン・ベイは冬を迎えます。冬でも平均最高気温は約20度、平均最低気温は約12度と暖かな気温が続きます。冬でも防寒着を用意する必要はなく、長袖で快適に過ごせます。降水量が少なく乾燥した日が増えるため、肌や髪をケアする保湿アイテムを用意すると良いでしょう。

バイロン・ベイの年間気温と最適な服装

亜熱帯性気候のバイロン・ベイは1年を通して暖かく寒さを感じる日はほとんどありません。夏は連日にわたり気温が上昇するため、外出の際は帽子、サングラス、日焼け止めを必ずご用意ください。冬は防寒着を用意する必要はありませんが、朝晩は気温が下がるため数種類の長袖を用意しておくことをお勧めします。海沿いのバイロン・ベイでは1年中半袖・サンダルで過ごす方も多く見かけます。季節を問わず日中は気温が高いため、衣服は半袖を中心にご用意ください。

オーストラリア渡航にはETAS(イータス)の申請が必要です

観光や短期のビジネスを目的としてオーストラリアへ渡航する方は、電子渡航認証システムETAS(イータス)の取得が必須となります。ETAS(イータス)はオーストラリア政府により定められた入国制度で、日本、韓国、香港、アメリカ、カナダ、シンガポール、ブルネイ、マレーシアいずれかの国籍を持つ方がオーストラリアへ渡航する際に必要となります。すでにオーストラリア政府より発行された有効なビザ(学生ビザ、ワーキングホリデービザ等)を所有している方は、ETAS(イータス)を申請する必要はありません。
ETAS(イータス)を利用してオーストラリアに滞在できる期間は、一度の渡航につき最長3か月と定められています。3か月以上の滞在を予定している方はETAS(イータス)申請の対象外となり、ビザの取得が必要となります。また、留学や現地での就労を目的として渡航する方もETAS(イータス)申請の対象外となりますので、目的にあわせたビザの取得をご検討ください。
ETAS(イータス)を管轄するオーストラリア政府移民局およびオーストラリア大使館では、渡航が決定した段階でETAS(イータス)の申請を推奨しています。申請後に当局にて審査が行われ、多くの場合は申請当日または翌日には審査結果が届きます。稀に審査の通知に時間を要するケースもありますのでご注意ください。ETAS(イータス)に関する詳しい情報と申請方法は“オーストラリア観光ビザのETAS(イータス)とは“をご確認ください。

更新日 : 2022/02/09