オーストラリアのエリア別観光スポット・見どころ15選

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オーストラリアのエリア別観光スポット・見どころ15選

シドニーの街

都市エリアとリゾートエリアに分かれるオーストラリア

日本とは赤道を挟み南半球に位置するオーストラリア。
面積は日本の約20倍もの約769万2,024キロ平方メートルとなり、ロシア、カナダ、アメリカ、中国、ブラジルに次ぎ世界で6番目に広い面積となります。総人口の約2,499万人のほとんどがシドニーやメルボルンなど海岸部の主要都市に集中し、内陸部の人口密度は低く手付かずの大自然が広がります。人口が集中する大都市エリアと、自然環境が豊富なリゾートエリアが点在するオーストラリアのおすすめエリアや旅行計画で注意するべきことをご紹介します。

オーストラリア旅行の計画

オーストラリアは面積が広いため、目的地を1カ所決めその周辺を移動するプランや飛行機を利用し国内を効率よく周遊するプランがおすすめです。

移動距離に注意しましょう

オーストラリアの旅行先ランキング1、2を争うシドニーとメルボルン間は、車で約9時間かかります。一方で、飛行機を利用するとシドニー国際空港からメルボルン国際空港へは約1時間半となり大幅に時間が短縮されます。オーストラリアは主要都市や観光地付近に空港がある場所が多いため、飛行機で移動することをおすすめします。

ETAS(イータス)を申請しましょう

オーストラリアに90日以内の観光を目的として訪れる方は、ビザではなく電子渡航認証システム“ETAS(イータス)”を申請しましょう。ETAS(イータス)申請にはパスポート、Eメールアドレス、クレジットカードが必要です。ETAS(イータス)は申請から通常12時間以内に結果が通知され、スピーディーに取得できます。ETAS(イータス)申請について詳しくはこちらをご確認ください。

エリア別おすすめ観光スポット

主要な空港があるエリア別におすすめの観光スポットを紹介します。
オーストラリアには下記で紹介する空港以外に、ゴールドコースト空港、エアーズロック空港、アデレード空港、ブリスベン空港などがあり、その周辺にも様々な街や観光地があります。気になる方はぜひそちらも合わせて調べてください。

パース(西オーストラリア州) / パース国際空港(PER)

パースは西オーストラリア州の州都であり、”世界で一番美しい街”と称されます。以前は日本からの直行便はなくシドニー国際空港などでの乗り継ぎが必要でしたが、2019年9月に成田国際空港から直行便が就航されアクセスが良くなりました。

キングスパーク&植物園 / Kings Park and Botanic Garden

キングスパーク&植物園 / Kings Park and Botanic Garden

パースの市街地から無料バスが運行しているキングスパーク。小高い丘の上にあるので雄大に流れるスワンリバーとパースの街が一望できる絶景スポットです。400ヘクタールにおよぶ敷地内には約80種類の鳥やオーストラリアの固有種を含む319種類の植物が咲き、観光客の目を癒してくれます。毎年9月に西オーストラリア州に自生する花々が咲く「キングスパークフェスティバル」、12月から3月に大きな芝生エリアでの野外映画上映会「ムーンライト・シネマ」など毎年様々なイベントが開催されます。

ロットネスト島 / Rottnest Island

ロットネスト島 / Rottnest Island

パース南部の海岸地区フリーマントルからフェリーで約30分の場所にあるロットネスト島。島全体がA級(最高クラス)自然保護区の国立公園に指定され、徹底した保護政策のもと手付かずの自然が数多く残されています。島内に生息する有袋類クアッカワラビーこと通称クォッカ(Quokka)は”世界一幸せな動物”と称され、特に観光客に近寄る人懐っこさと愛嬌のある表情で人気があります。島内にはレンタサイクルや乗り降り自由のバスが周回しているので、“インド洋の宝石”と呼ばれるエメラルドグリーンの海が望める丘やビーチを周遊するのもおすすめです。

スワン・バレー / Swan Valley

スワン・バレー / Swan Valley

西オーストラリア州で最も古いワインの産地として知られるスワン・バレーはスワン川沿いに位置し、パースから車で約30分の場所にあります。街道には150軒以上のワイナリーやビール醸造所、レストラン、スイーツや雑貨を扱うマーケットなどが並び、ワインや地場産品を求め多くの観光客が訪れます。ワイナリー巡りに迷う方はビジターセンターが提案する8つのモデルコースを参考にしましょう。約190年の歴史を持つ代表的なワイナリー”オリーブ・ファーム・ワインズ”では40種類以上あるワインの試飲や農園内を散策するガイド付きツアーが催行されています。また、パースからスワン川を遡るクルーズツアーではスワン・バレーの景色を楽しみながらワイナリーを巡ることができます。

コテスロー・ビーチ / Cottesloe Beach

コテスロー・ビーチ / Cottesloe Beach

コテスロー・ビーチはパースとフリーマントルの中間にあり、1kmにわたる白い砂浜で知られる人気のビーチです。「コテスロー」「ノース・コテスロー」「サウス・コテスロー」の3つのエリアに分れ、エリアごとに散策やシュノーケリング、サーフィンなどが楽しめます。パースから車で約30分、最寄り駅のコテスロー駅からは徒歩20分とアクセスが良く、ビーチ沿いのレストランではインド洋に沈む夕日を眺めながら食事をすることができます。毎年3月には野外彫刻展”スカルプチャー・バイ・ザ・シー”が開催され、野外ギャラリーに変わったビーチに様々なアート作品が展示されます。

パースの観光スポットについて詳しくは「オーストラリア「パース」で人気の観光スポットを紹介」をご確認ください。

シドニー(ニューサウスウェールズ州) / シドニー国際空港(SYD)

ニューサウスウェールズ州の州都シドニーは、国内総人口の5分の1に及ぶ約450万人が居住するオーストラリア最大の都市です。2000年に開催された夏季オリンピック「シドニーオリンピック」の開催地としても有名です。シドニー国際空港は日本の成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、新千歳空港から直行便が発着し、国際線46路線、国内線44路線の航空会社が就航しているオーストラリア最大のハブ空港です。2020年3月に全日空(ANA)がシドニー便を増便するなど、更なる旅行者数の増加が見込まれています。

シドニー・オペラハウス / Sydney Opera House

シドニー・オペラハウス / Sydney Opera House

ヨットの白い帆や貝殻などに例えられる屋根が特徴的でシドニーのシンボルとして有名なオペラハウスは、1959年に着工されてから14年の歳月をかけて建設されました。2007年には世界遺産に登録され、20世紀を象徴する建造物のひとつとして親しまれています。館内ではコンサートやオペラ、演劇、バレエなど毎年約1600の公演が開催されています。

シドニー湾&ハーバーブリッジ / Sydney Harbour&Sydney Harbour Bridge

シドニー湾&ハーバーブリッジ / Sydney Harbour&Sydney Harbour Bridge

シドニーは港湾都市としても知られ、シドニー・ハーバーとボタニー湾を総称した“シドニー湾”は世界三大美港に数えられます。シドニー湾にかかるハーバーブリッジはオペラハウスに次ぐシドニーのシンボル的存在で、シングルアーチの形状から「オールドコートハンガー/Old Coat Hanger(古い洋服掛け)」という愛称で親しまれます。毎年5月から6月に開催される “ヴィヴィッドシドニー/Vivid Sydney”では町全体が色鮮やかにライトアップされ、昼間とは表情の違うハーバーブリッジやシドニーの街並みを楽しむことができます。また、ハーバーブリッジのアーチを登れる“ブリッジ・クライム/Bridge Climb”は観光客に人気のアトラクションです。観光客向けのツアーが多数開催されているので初心者でも安心して登ることができ、夜明けや日中、夕暮れ時と参加時間が選べます。

ハンター・バレー / Hunter Valley

ハンター・バレー / Hunter Valley

オーストラリア最古のワイン生産地“ハンター・バレー”には、数えきれないほどのワイナリーがあります。専門家からレクチャーを受けながらワイナリーを巡るオプショナルツアーに参加するとワインを試飲することができるので、自分に合ったワインが見つけられるかもしれません。シドニー市内発のツアーもあるので、電車で向かうのが不安な方やグループ旅行の方も安心して訪れることができます。

ボンダイ・ビーチ / Bondi Beach

ボンダイ・ビーチ / Bondi Beach

シドニー周辺には大小100以上のビーチが点在します。ボンダイ・ビーチは「ボンダイ・バブル」の愛称で親しまれ、シドニー中心街から電車または直行バスで約30分という好立地から多くの家族連れや海水浴客で賑わいます。一年を通してサーフィンができる名所として知られ、ビーチの監視を行う”サーフライフセービングクラブ”発祥の地でもあります。ビーチの西端には海と一体となった海水プール”ボンダイ・アイスバーグ”があり、ビーチ沿いのキャンベル・パレード通りでは毎週末に”ボンダイ・マーケット”が開催されます。

シドニーの観光スポットについて詳しくは「シドニーの観光スポット10選 定番からおすすめまでを紹介」をご確認ください。

メルボルン(ビクトリア州) / メルボルン国際空港(MEL)

イギリス・エコノミスト誌が発表している“世界で最も住みやすい都市”で7年連続1位に選ばれたオーストラリア第2の都市メルボルン。ヨーロッパ調の歴史的建造物を今に残しながら、郊外には大自然が広がっている見どころ満載な都市です。メルボルン国際空港はビクトリア州タラマリン地区に位置し、別名タラマリン空港と呼ばれています。国内線の就航数の多さが国内随一で、シドニー国際空港に次ぐ主要ハブ空港となります。オーストラリアは都市ごとが離れているのでメルボルン国際空港を拠点に国内線を利用した観光プランもおすすめです。

デグレイブス・ストリート / Degraves Street

デグレイブス・ストリート / Degraves Street

オーストラリアのカフェ文化を牽引したといわれるメルボルンの街には、カフェが多数点在しています。その中でも”デグレイブス・ストリート / Degraves St“は細道にカフェやギャラリーなどが軒を連ね、辺りからはコーヒーの香りが漂っていたりと通りを見て回るだけでも雰囲気を味わうことができます。

フリンダース・ストリート駅 / Flinders Street station

フリンダース・ストリート駅 / Flinders Street station

1854年に建設されたオーストラリア初の駅、フリンダース・ストリート。エドワード王朝を彷彿とさせる駅舎はメルボルンのシンボルとして知られます。また、夜には駅舎がライトアップされ昼とは全く違う幻想的な雰囲気を醸し出します。フリンダース・ストリート駅には多数の路線が乗り入れているため郊外へのアクセスが良く、駅前には日本の路面電車のようなトラム(TRAM)のターミナルがあり毎日大勢の人が行き交います。

グレート・オーシャン・ロード / Great Ocean Road

グレート・オーシャン・ロード / Great Ocean Road

ビクトリア州南西部のトーキー(Torquay)から西部のアランズフォード(Allansford)までの海岸沿いを約240キロに及び結んでいる“グレート・オーシャン・ロード”。一番の見どころとして知られているのは、十二使徒(Twelve Apostles)と呼ばれる奇岩群です。陸続きだった石灰岩層(Limestone)が長年波や風により浸食され、海の中に取り残されたように見える奇岩群をキリストと十二人の弟子になぞらえて名付けられました。現在も浸食は続き奇岩は十二も残っていませんが、岩肌に乗り上げる波や刻一刻と変わりゆく岩壁の形状を眺めてみてはいかがでしょうか。

クイーン・ビクトリア・マーケット / Queen Victoria Market

クイーン・ビクトリア・マーケット / Queen Victoria Market

1878年にオープンしたクイーン・ビクトリア・マーケットは南半球最大の屋外市場です。19世紀の大都市マーケットの特徴を色濃く残していることから2018年に国家遺産に登録されました。7ヘクタールの敷地には700以上の店舗が集まり食料品や雑貨、工芸品などあらゆる品物が揃うため、土産物を選ぶ際におすすめです。初めて訪れる方は国家遺産に登録されたフードホールを巡る試食付きツアーに参加してみてはいかがでしょうか。ツアーガイドが解説するマーケットの歴史を聞きながら試食や試飲を楽しむことができます。夏期と冬期には毎週水曜日にナイト・マーケットが開催され、世界各国の料理を提供する屋台が並びます。

メルボルンの観光スポットについて詳しくは「メルボルンの人気・おすすめ観光スポット20選」をご確認ください。

ケアンズ(クイーンズランド州) / ケアンズ国際空港(CNS)

グレートバリアリーフやキュランダなど様々な観光地の玄関口であるケアンズ。市内には”エスプラネードラグーン / Esplanade Lagoon“という市民の憩いの場の巨大プールがあります。敷地内は人工の砂浜や芝生などまるで本物のビーチサイドのようです。入場料は無料となり観光の合間にふらっと立ち寄ることもできます。ケアンズ国際空港はケアンズ市内からタクシーやシャトルバスで15分の場所に位置しています。成田国際空港、羽田空港、関西国際空港から直行便が発着し、オーストリアでは最も日本に近くフライト時間は約7時間半と最短です。

グレートバリアリーフ / Great Barrier Reef

グレートバリアリーフ / Great Barrier Reef

約900の島で構成された世界最大級の珊瑚礁地帯“グレートバリアリーフ”は1981年に世界遺産に登録されました。サンゴ礁地帯の総面積は日本列島とほぼ同じとなる壮大な面積を誇ります。中でもグリーン島は「ケアンズの宝石」や「緑の宝石」と呼ばれ、エメラルドグリーンの海でのアクティビティやサンセットを眺めに観光客が後を絶ちません。また、海鳥の自然生息地のため特別保護地区に指定された幻の島“ミコマスケイ / Michaelmas Cay”も人気スポットのひとつです。大きさは全長約360mで幅50mほどの小さな島ですが、“白砂の島”と称されるサンゴ礁のかけらでできた真っ白な砂浜が目を引きます。人工物が一つもない手付かずの自然が残り「最後の楽園」と呼ばれるほど美しい島です。

キュランダ熱帯雨林 / Kuranda

キュランダ熱帯雨林 / Kuranda

1988年に世界遺産に登録された世界最古といわれる熱帯雨林“キュランダ”へは、ケアンズから高原列車かスカイレールを利用して訪れることができます。特にケアンズ郊外にあるスミスフィールドターミナル(カラヴォニカ駅)からキュランダを結ぶロープウェイ“スカイレール”は、全長約7.5km、乗車時間は片道約1時間半を要し上空から熱帯雨林を存分に楽しむことができます。バロン川沿いの雨林やカラフルなオウムが生息する巨大なイチジクの木、先住民のアボリジニによるアートギャラリー、水陸両用車での熱帯雨林ガイドツアーなど見どころが満載です。

パロネラパーク / Paronella Park

パロネラパーク / Paronella Park

パロネラパークは約100年前にスペイン人のホゼ・パロネラが建設した古城風のテーマパークです。長年にわたる自然災害により荒廃しましたが、1993年にパークを購入した新しいオーナー夫妻は歳月を重ねた雰囲気をそのままに神秘的なロケーションを活かしたテーマパークとしてリニューアルしました。園内には5ヘクタールのトロピカルガーデンや滝があり、ガイドによる昼のツアーでは建設にまつわるストーリーなどを聞きながら園内を散策することができます。夜には古城や滝がライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれます。2004年にはクイーンズランド州観光局から優秀観光アトラクション賞、クイーンズランド州からビジネス奨励賞を受賞しました。ケアンズ市街から車で約90分の場所にあります。

ケアンズの観光スポットについて詳しくは「ケアンズの観光地10選 おすすめの定番スポットから必見の大自然まで」をご確認ください。

ゴールドコースト(クイーンズランド州) / ゴールドコースト空港(OOL)

ゴールドコーストはクイーンズランド州の東南部に位置する、オーストラリア有数のリゾート都市です。州の東部には“サーファーズパラダイス・ビーチ”など世界的に有名なビーチがあり、季節を問わず多くの観光客で賑わいます。高層ビルが立ち並ぶ海岸沿いは自然と都会が融合するオーストラリアを象徴する光景で、一度は訪れてみたい人気の観光地として知られています。
ゴールドコースト空港(OOL)からブリスベン都市部までの距離はおよそ100kmで、車の場合は約1時間半で到着します。電車での移動はおよそ2時間で、運賃は13.53ドル(約1,250円)です。成田国際空港とゴールドコーストを結ぶ直行便が発着し、往復ともに約9時間のフライトで到着します。

サーファーズパラダイス・ビーチ/Surfer's Paradise Beach

サーファーズパラダイス・ビーチ/Surfer’s Paradise Beach

サーファーズパラダイス・ビーチ(Surfer’s Paradise Beach)”は、ゴールドコーストで最も有名なビーチです。42kmにもおよぶ長いリーフが最大の特長で、白く美しい砂浜が延々と続きます。至る場所に遊泳スポットがあり、入り口から離れた場所ではプライベートビーチのように過ごせます。日暮れにはゆっくりと夕日を眺めることができ、朝日が昇る瞬間は格別に美しい景色が堪能できるでしょう。
ゴールドコーストにはサーファーズパラダイス・ビーチのほか、サーファーに人気の“スナッパー・ロックス”、透き通った海面が広がる“キラ・ビーチ”、キャンプやピクニックもできる“タルバジェラ・クリーク”など様々なビーチがあり、毎日違う場所で遊泳やサーフィンを楽しむことができます。

ワーナー・ブラザース・ムービー・ワールド/Warner Bros. Movie World

ゴールドコーストは幅広い年齢層が楽しめるテーマパークが豊富に揃うアミューズメントの中心地です。
なかでも“ワーナー・ブラザース・ムービー・ワールド(Warner Bros. Movie World)”は、映画の世界観を体感できる人気スポットとして多くの観光客が訪れます。園内では有名キャラクターと記念撮影ができるほか、様々なアトラクションが楽しめます。特に“グリーン・ランタン・ローラー・コースター”や“スーパーマン・エスケイプ”などのジェットコースターが人気で、スリルを求めて連日長い行例ができています。また、小さなお子様と楽しめる“キッズ・ファン・ゾーン”ではバッグス・バニーやダフィー・ダックなど、ワーナー・ブラザースを代表するキャラクターが歌やダンスで観客を楽しませてくれます。

ウォーリー・サーキット/Warrie Circuit

ウォーリー・サーキット/Warrie Circuit

ウォーリー・サーキット(Warrie Circuit)”は緑豊かなスプリングブルック国立公園内にあるトレッキングコースです。コースは約17kmで、心地よい柔らかな太陽が差し込む雨林を散策できます。“サーファーズパラダイス・ビーチ(Surfer’s Paradise Beach)“から車で1時間ほどの場所に位置し、雄大な滝が展望できるスポットもあります。また、遊泳可能な美しい川など、オーストラリアならではの自然を堪能することができるでしょう。週末はやや混雑する場合もあるため、平日に訪れることをお勧めします。

ドリームワールド/Dream World

ドリームワールド(Dream World)”はオーストラリア最大級のテーマパークで、様々な乗り物やショーを楽しめます。世界一の高さと速さを誇る“ザ・タワー・オブ・テラー 2”は大人気のアトラクションで、かつてないスリルと恐怖を体験することができるでしょう。パーク内には動物園もあり、“タイガー・アイランド”では風格のあるベンガル・タイガーとスマトラ・タイガーが飼育員と戯れる様子を見学できます。“オーストラリアン・ワイルドライフ・エクスペリエンス”では500種を超えるオーストラリア固有の動物が飼育され、希少な動物たちに出会えます。
また、ドリームワールドの隣には大型プール施設“ホワイトウォーターワールド”があり、全長100mのウォータースライダーなど多くのアトラクションが体験できます。スケールの大きなテーマパークで、家族や友人と楽しい1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

ゴールドコーストの観光スポットについて詳しくは「ゴールドコーストでおすすめの人気観光スポット20選」をご確認ください。

オーストラリア旅行のベストシーズン

北半球にある日本と南半球にあるオーストラリアは季節が真逆の時期に訪れます。3月~5月は日本では春ですがオーストラリアでは秋、6月~8月は冬、9月~11月は春、12月~2月は夏となります。
エリアによって気候も異なり、東海岸の南部にあるシドニー、メルボルン、西海岸のパース、タスマニア島などははっきりとした四季がある温帯性気候、東海岸のブリスベン、ゴールドコーストなどは1年中温暖な亜熱帯気候、北部のケアンズ、ダーウィンは赤道に近く、1年中温暖で雨季と乾季がある熱帯性気候となります。
シドニーやメルボルンを訪れるには9~11月の春がベストシーズンです。気温は26度ほどしか上がらず過ごしやすいでしょう。12月~2月の夏に訪れると最高気温が31度前後まで上がり、砂漠性気候のウルル/エアーズロック付近は日中40度になることもあります。訪れるエリアにベストなシーズンを検討しましょう。

オーストラリア旅行のベストシーズンについて詳しくは「オーストラリアの気候と季節ごとの服装」をご確認ください。

オーストラリアの代表料理

国民の約3割を移民が占めることから「移民の国」と呼ばれるオーストラリアでは、様々な国の料理が日常的に食べられています。最も多い移民の出身国イギリスの定番料理”フィッシュアンドチップス”や”ミートパイ”は国民食として親しまれ、シドニーのチャイナタウンにはアジア各国の飲食店が並びます。特徴はオージービーフやオージーラム、カンガルー肉などオーストラリア特有の食材を使っていることが挙げられるでしょう。カンガルー肉は古くから先住民族アボリジナル(アボリジニ)の食料で、現在は自然保護の観点から間引きされた野生のカンガルーのみ利用されています。また、”シドニーロックオイスター”や“オーシャントラウト”に代表される豊富な魚介類を用いたシーフード料理、伝統的スイーツ”パブロバ”や”バニラスライス”など数多くの代表料理があります。

オーストラリアの代表料理については、“オーストラリアの代表的な料理16選 本場の味を紹介”をご確認ください。

オーストラリアの定番土産

オーストラリア原産のマカダミアナッツオリーブオイルオーストラリアワインは豊富な種類と品質の良さから多くの人に選ばれています。オーストラリア限定フレーバーが人気のティムタム(TimTam)や、メルボルン発祥の紅茶T2は人気の定番土産です。食品以外では、ユーカリオイルティーツリーオイルはいかがでしょうか。香りを楽しむアロマオイルのほか、虫刺されの薬としても使えます。オーストラリア固有の動物コアラカンガルーのグッズアボリジナル(アボリジニ)アート、世界生産量の90%を占めるオパールのアクセサリーもお土産に喜ばれるでしょう。

オーストラリアの定番土産については“オーストラリアお土産13選 【人気&定番からおすすめまでご紹介】”をご確認ください。

オーストラリアへの旅行計画

シドニーやメルボルンなどの大都市から、様々な動植物や大自然を堪能できるロットネスト島やグレートバリアリーフまで多彩な観光地があるオーストラリア。国内線を活用し空港を拠点にする観光プランや、都市や郊外に宿泊先を決めてから周辺を観光するプランなど様々な旅行計画をバリエーション豊かに検討してみてください。

更新日 : 2022/09/07