オーストラリアの世界遺産15選 自然遺産から文化遺産まで

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オーストラリアの世界遺産15選 自然遺産から文化遺産まで

世界遺産のグレートバリアリーフ

オーストラリアでは自然遺産12か所、文化遺産4か所、複合遺産4か所の計20か所がユネスコの世界遺産に登録されています。美しいサンゴ礁群や原生雨林などの自然遺産だけではなく、アボリジニの遺跡や囚人遺跡群、20世紀を象徴する建造物などの文化遺産まで多岐にわたります。人気の観光スポットであるグレートバリアリーフやウルル/エアーズロック、オペラハウスもオーストラリアを代表する世界遺産です。このページではオーストラリア観光でお勧めの世界遺産15選を紹介します。

オーストラリアの代表的な世界自然遺産7選

グレートバリアリーフ / Great Barrier Reef

オーストラリア随一の観光スポットであるグレートバリアリーフはクイーンズランド州の沿岸部から沖合まで全長約2,300kmに及ぶ世界最大級のサンゴ礁群です。1981年にサンゴ礁としては世界で初めて世界自然遺産に登録されました。海中には400種以上のサンゴ、1,500種以上の魚類が生息する海洋生物の楽園です。また、200種を超える鳥類をはじめクジラ、イルカなどの海洋哺乳類も生息し、絶滅危惧種に指定されるジュゴンやウミガメの棲息地としても知られます。
グレートバリアリーフには大小900もの島が点在しています。中でも「最後の楽園」と称される “ミコマスケイ”やハート形のサンゴ礁“ハミルトン島“、「ケアンズの宝石」とも呼ばれる“グリーン島”は定番の観光スポットです。島々を巡るクルージングやヘリコプターでの遊覧飛行のツアーも催行され、多くの観光客が訪れます。
日本からはケアンズを経由するルートが一般的で、ケアンズ市内発着のツアーが多く組まれています。
ケアンズ周辺の観光スポットについては「ケアンズの観光地10選 おすすめの定番スポットから必見の大自然まで」もご覧ください。

所在地:オーストラリア東岸北部
アクセス:ケアンズから陸路で約1時間+飛行機で約1時間15分
登録年:1981年
クイーンズランド州政府観光局サイト:Great Barrier Reef
ユネスコ公式サイト:Great Barrier Reef

ブルー・マウンテンズ / Blue Mountains

2000年に世界自然遺産に登録された“ブルー・マウンテンズ地域”は、ブルー・マウンテン国立公園を含む7つの国立公園とジェノラン・ケイブス・カルスト保護区一帯を指します。この地域には91種ものユーカリが広い範囲に自生し、気温が上昇するとユーカリに含まれる油分が気化して空中に広がります。気化した油分が光を反射して青い霧に包まれているように見える神秘的な姿から、“ブルー・マウンテン“と呼ばれるようになりました。総面積は103万ヘクタールに及び、1億年以上前から生存していると言われるウォレミマツをはじめ130種類以上の貴重な固有種が自生しています。
ブルー・マウンテンズはシドニーから車で2時間程の場所にあり、シドニー郊外の代表的な観光スポットです。世界遺産登録をきっかけに世界中に名が知られ、シドニーを訪れる観光客の多くがブルー・マウンテンズへ足を伸すようになりました。シドニー周辺の観光スポットについては「シドニーの観光スポット10選 定番からおすすめまでを紹介」もご覧ください。
エリア内の展望台からは断崖の上にある3つの大きな奇岩“スリー・シスターズ”のほか、渓谷や湿原など壮大な景観を眺めることができます。旧炭鉱の設備を利用したトロッコ列車やロープウェイなどのアトラクションも観光客に人気です。

シーニックワールド / Scenic World

ブルー・マウンテンズの観光拠点であるカトゥーンバ駅より車で5分ほどの場所にあります。トロッコ列車やロープウェイ、ゴンドラ、原生林を散策できるウォーキングコースなどを有するアトラクション施設です。トロッコ列車“シーニック・レイルウェイ”は世界で最も急勾配の斜面を走るトロッコ列車として知られ、多くの観光客が訪れます。

所在地:Violet St &, Cliff Dr, Katoomba NSW 2780
アクセス:カトゥーンバ駅より車で6分
料金:大人$44~49、子供$24~27
公式サイト:Scenic World

エコーポイント展望台 / Echo Point lookout

ブルー・マウンテンズ国立公園内にある代表的な展望スポットです。ブルー・マウンテンズを紹介する写真の多くがこの展望台から撮影されたもので、スリー・シスターズとともに雄大な景色を望むことができます。施設内にはブルー・マウンテンズ・ビジターセンターも設置されています。

所在地:Katoomba NSW 2780
アクセス:カトゥーンバ駅より車で5分
ニューサウスウェールズ州国立公園管理局サイト:Echo Point lookout

ブルー・マウンテンズの主な展望台一覧

所在地:ニューサウスウェールズ州東部
アクセス:シドニー市内から車で約2時間
登録年:2000年
ニューサウスウェールズ州政府観光局サイト:Blue Mountains
ユネスコ公式サイト:Greater Blue Mountains Area
ブルー・マウンテンズ / Blue Mountains

ロード・ハウ島 / Lord Howe Island

約700万年前に起きた海底火山の隆起と海水の浸食により形成されたロード・ハウ島とその周辺の島々は、“ロード・ハウ島群“として1982年に世界自然遺産に登録されました。島々の周辺には世界最南端のサンゴ礁が広がります。サンゴ礁が作り出す色彩豊かな海は、スキューバダイビングやシュノーケリングの人気スポットにもなっています。また、大陸では見ることができない亜熱帯の森林が広がり、自生する219種の植物のうち74種はロード・ハウ島のみに生息する固有種です。シロハラウミツバメの唯一の繁殖地としても知られ、貴重な姿を観察することができます。現在、ロード・ハウ島にはおよそ300人が暮らしており、環境保護のために観光客の訪問は1日あたり400人に制限されています。

所在地:オーストラリア本土から東に600km
アクセス:シドニー、ブリスベンから空路で約2時間
登録年:1892年
ニューサウスウェールズ州政府観光局サイト:Lord Howe Island
ユネスコ公式サイト:Lord Howe Island Group

フレーザー島 / Fraser Island

クイーンズランド州のハービー・ベイ沖に位置するフレーザー島は、島の大半が砂でできている“世界最大の砂の島“として知られます。島の全長は約120kmあり、どこまでも続く白い砂浜はまさに絶景です。砂丘の上に亜熱帯雨林が生成されている特異な自然環境から、1992年に世界自然遺産に登録されました。フレーザー島には砂丘のくぼみに雨水が溜まってできる宙水湖が数多く点在しています。なかでもマッケンジー湖は世界で最も透明度が高く水晶のように美しいことから“クリスタルクリアウォーター“と称されます。また、フレーザー島は毎年8月~10月中旬には出産を終えたザトウクジラが現れるスポットとしても知られ、自然を満喫できる絶好の場所です。

所在地:クイーンズランド州南海岸
アクセス:リバーヘッズまたはインスキップからフェリー
登録年:1992年
クイーンズランド州政府観光局サイト:Fraser Island
ユネスコ公式サイト:Fraser Island
フレーザー島 / Fraser Island

パーヌルル国立公園 / Purnululu National Park

パーヌルル国立公園は西オーストラリア州のキンバリー地域にある国立公園です。約2,400平方kmの公園内には奇岩群によって形成された山脈が広がり、どこまでも続く黒とオレンジの岩山は「地球最後の秘境」と称されます。2000万年以上かけてデボン紀の石英砂岩を含む岩石が浸食され、蜂の巣を逆さにした形状や円錐形の奇形岩が連なる山脈になりました。こうしたユニークな地形はアボリジニの言葉で砂岩を意味する“バングル・バングル”と呼ばれます。アボリジニはこの地域に4万年以上前から暮らしていたと考えられ、公園内にはアボリジニが描いたとされる岩絵を至るところで見ることができます。岩絵は2万年以上前から近代にわたり描かれ、モチーフは時代によって様々です。公園内ではアボリジニのガイドによる岩絵を巡るツアーも開催されています。

所在地:Western Australia 6770
アクセス:カナララから南に車で約4時間
登録年:2003年
西オーストラリア州政府観光局サイト:PURNULULU
ユネスコ公式サイト:Purnululu National Park

ニンガルー・コースト / Ningaloo Coast

ニンガルー・コーストは西オーストラリア州北西部とその海洋域を含めた約60万ヘクタールに及ぶエリアを指し、2011年に世界自然遺産に登録されました。海洋域にあたるニンガルー海洋公園や、美しい海に面したケープレンジ国立公園などが含まれます。オーストラリア中部から北部までの湾岸線260kmにわたる美しいサンゴ礁はニンガルー・リーフと呼ばれ、浜辺から鑑賞することができます。また、毎年4月から7月上旬にかけて300~500匹ものジンベエザメがやってくることでも有名です。ニンガルー海洋公園にはジンベエザメと一緒に遊泳することを目的に世界中からダイバーが訪れます。ジンベエザメの他にもジュゴンやウミガメ、500種以上の熱帯魚が生息しています。
ノースウエスト岬に位置するケープレンジ国立公園は“アウトバックの赤い大地”と“珊瑚礁の青い海”という対照的な景色を一度に味わうことができる貴重な場所です。5万ヘクタールにも及ぶ敷地内には険しい渓谷や石灰岩の山々、赤い大地が広がる一方で海岸には60kmにわたり手付かずの白い砂浜が続きます。公園内にはエミュー、ハリモグラ、カンガルー、ワラビーや様々な種類の鳥類が生息し、オーストラリア固有の動物を観察することができます。

所在地:Cape Range National Park Yardie Creek Road, WA 6707
アクセス:パースから車で約12時間
登録年:2011年
西オーストラリア州政府観光局サイト:ニンガルー・リーフ
ユネスコ公式サイト:Ningaloo Coast
ニンガルー・コースト / Ningaloo Coast

オーストラリアの哺乳類化石地域 / Australian Fossil Mammal Sites

オーストラリアの哺乳類化石地域はクイーンズランド州にあるリヴァーズレーと南オーストラリア州のナラコーテの2つの地域で構成されます。両地域ではオーストラリア大陸固有の哺乳類の化石が数多く発掘され、哺乳類の進化や気候、地形の変化を知ることができる貴重な場所です。
ブージャムラ(ローンヒル)国立公園にあるリヴァーズレー化石地域では1500万~2500万年前に生息していた100種類以上の動物の化石が発掘されました。当地域は旅行者の立ち入りが禁止されていますが、世界最大の鉱山町としても知られる“マウント・アイザ”にあるリヴァーズレー・フォッシルセンターでは発掘された化石が展示されています。一方、ナラコーテケーブ国立公園では有袋類の祖先と言われる“フクロライオン“の骨格や巨大なカンガルーの化石など100種以上が発掘されました。ビジター・センターも兼ねるウォナンビ化石センターでは、古代生物に関する展示を通して進化の過程を学ぶことができます。また、公園内には26の洞窟が点在し、洞窟や鍾乳洞を巡るツアーが催行されています。

所在地(リヴァーズレー):クイーンズランド州北西部(ケアンズから西へ約700km)
所在地(ナラコーテ):南オーストラリア州南東部(アデレードから南東へ約350km)
アクセス(リヴァーズレー):ケアンズから車で約10時間
アクセス(ナラコーテ):アデレードから車で約4時間
登録年:1994年
オーストラリア政府農業水環境局サイト:Australian Fossil Mammal Sites
ユネスコ公式サイト:Australian Fossil Mammal Sites (Riversleigh / Naracoorte)

オーストラリアの代表的な世界文化遺産4選

シドニー・オペラハウス / Sydney Opera House

オーストラリアの芸術の拠点でもあるオペラハウスは、14年もの建設期間を経て1973年に完成しました。“ヨットの帆”または“白い貝殻“”のような屋根が独創的なデザインで、シドニーを訪れる観光客の撮影スポットとなっています。20世紀を代表する建築物のひとつと言われ、2007年に世界文化遺産に登録されました。オペラハウスは大小5つの劇場のほかレストラン、カフェ、ギフトショップ、ギャラリーが併設された複合施設です。コンサートやオペラ、演劇、バレエなど年間約1,600の公演やイベントが行われ、毎年200万人以上の観客が訪れます。館内を巡るガイドツアーが毎日開催され、日本語にも対応しています。
オーストラリアのシンボルとして親しまれるオペラハウスはシドニー観光の定番スポットです。シドニー周辺の観光スポットについては「シドニーの観光スポット10選 定番からおすすめまでを紹介」もご覧ください。

所在地:Bennelong Point, Sydney NSW 2000
アクセス:シティレール“サーキュラー・キー駅”から徒歩で約5分
登録年:2007年
公式サイト:Sydney Opera House
ユネスコ公式サイト:Sydney Opera House
シドニー・オペラハウス / Sydney Opera House

王立展示館とカールトン庭園 / Royal Exhibition Building and Carlton Gardens

カールトン庭園は約26ヘクタールもの面積を有するメルボルンを代表する庭園です。オーストラリアは造園が盛んな国として知られ、中でもメルボルンは「ガーデンシティ」と称されます。庭園内には美しい並木道や小さな池があり、フクロギツネなどの野生動物も生息。季節の花々が咲き誇るカールトン庭園は、市民や観光客の憩いの場となっています。
敷地内には庭園とともに世界文化遺産に登録されている王立展示館メルボルン博物館、映画館、テニスコートなどがあります。王立展示館はオーストラリアで初めて建てられた大陸ヨーロッパ風の建造物で、1880年に開催されたメルボルン万博のために建築されました。ゴシックやロマネスクなど数種の様式が混ざり合った独特なデザインで、白色をメインとしたクラシカルな建物はヨーロッパの宮殿を観光しているような気分を味わえます。王立展示館の内部を見学するにはガイドツアーの予約が必要です。

所在地:1-111 Carlton Street, Carlton, Victoria, 3053
アクセス:パーラメント駅から徒歩で約10分
登録年:2004年
オーストラリア政府農業水環境局サイト:World Heritage Places – Royal Exhibition Building and Carlton Gardens
ユネスコ公式サイト:Royal Exhibition Building and Carlton Gardens

オーストラリア囚人遺跡群 / Australian Convict Sites

オーストラリアでは18世紀から19世紀にかけて大英帝国により何千もの囚人収容所が建設されました。英国で流刑を宣告された16万以上の囚人がオーストラリアへ移送され、懲罰として植民地建設のために過酷な労働を強いられた歴史があります。収容所には囚人だけでなく、アボリジニの人々も強制的に移住させられました。代表的な11か所の収容所は世界文化遺産に登録され、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州、西オーストラリア州、ノーフォーク島に点在しています。1787年~1868年までの80年間にわたり大英帝国により行われた流刑や刑罰の歴史、囚人の生活環境など当時の様子を現在に伝える貴重な遺跡です。

オーストラリア囚人遺跡群一覧

  1. コカトゥー島 / Cockatoo Island (ニューサウスウェールズ州 シドニー湾内)
  2. オールド・グレート・ノース・ロード / Old Great North Road (ニューサウスウェールズ州 ワイズマンズ・フェリー郊外)
  3. ハイド・パーク・バラックス / Hyde Park Barracks (ニューサウスウェールズ州 シドニー)
  4. パラマッタの旧総督官邸 / Old Government House (ニューサウスウェールズ州 パラマッタ)
  5. キングストンとアーサーズ・ヴェールの歴史地区 / Kingston and Arthurs Vale Historic Area (ノーフォーク島)
  6. ブリッケンドンとウルマーズの不動産群 / Brickendon and Woolmers Estates (タスマニア州 ロングフォード)
  7. カスケーズ女子工場 / Cascades Female Factory (タスマニア州 サウス・ホバート)
  8. ソルトウォーター・リヴァーの炭鉱史跡 / Coal Mines Historic Site (タスマニア州 タスマン半島)
  9. ダーリントン保護観察所 / Darlington Probation Station (タスマニア州 マリア島)
  10. ポート・アーサー / Port Arthur (タスマニア州 ポート・アーサー)
  11. フリーマントル刑務所 / Fremantle Prison (西オーストラリア州 フリーマントル)

登録年:2010年
オーストラリア政府農業水環境局サイト:Australian Convict Sites
ユネスコ公式サイト:Australian Convict Sites
オーストラリア囚人遺跡群 / Australian Convict Sites

バジ・ビムの文化的景観 / Budj Bim Cultural Landscape

バジ・ビムはオーストラリアの先住民族”グンディッジマラ族(Gunditjmara)”により6,600年前に開発された世界最古と言われる水産養殖地です。ビクトリア南西部の「世界で最も美しい海岸線」として知られるグレート・オーシャン・ロード近郊に位置します。養殖地の面積は約100平方キロメートルに及び、食料としてウナギを捕獲するために使用されていました。グンディッジマラ族は一般的なアボリジニの遊牧生活とは異なる生活をしていたことが遺跡から明らかになっています。マウント・エクルズ(現在は死火山)の玄武石を用いた石造りの円形住居に定住し、養鰻のために川の流れを変える工事も行われたと言われています。
バジ・ビムはオーストラリアで唯一、先住民の文化的価値のみによって認定された世界遺産です。グンディッジマラ族によるガイド付きツアーも催行されています。

所在地:Mt Eccles Rd, MacArthur VIC 3286
アクセス:メルボルン市内から西に車で約4時間
登録年:2019年
公式サイト:budj bim Cultural Landscape – Gunditjmara Country
ユネスコ公式サイト:Budj Bim Cultural Landscape

オーストラリアの世界複合遺産4選

ウルル=カタ・ジュタ国立公園(エアーズロック) / Uluru-Kata Tjuta National Park

オーストラリアのほぼ中央に位置し、“ウルル/エアーズロック”があることで有名な国立公園です。ウルルは周囲9.4km、地上高340mの世界で2番目に大きい一枚岩で、「地球のへそ」や「大地のへそ」とも呼ばれます。地表に出ている岩石は全体の10分の1程度で、大半は深さ数キロメートルに渡り地中に埋まっていると言われています。3万年以上も前からこの地で生活するアボリジニからは聖地とされてきました。アウトバックの平原にこつ然と現れる姿は非常に神秘的で、世界中から観光客が集まります。ウルルは時間帯によって7色に変化すると言われ、特に夕日を浴びて赤く染まる光景は感動的です。
1987年、ウルル=カタ・ジュタ国立公園(エアーズロック)は世界自然遺産に登録。その後、ウルル周辺にアボリジニによる貴重な壁画が残っていることから文化的価値の再評価につながり、1994年に複合遺産として認定されました。公園内には現在もアボリジニの人々が暮らし、オーストラリア公園局と共同で国立公園を運営しています。

所在地:Lasseter Hwy, Uluru NT 0872
アクセス:エアーズロック(コネラン)空港から車で約20分
登録年(拡張年):1987年 (1994年)
公式サイト:Uluru-Kata Tjuta National Park
ユネスコ公式サイト:Uluru-Kata Tjuta National Park
ウルル=カタ・ジュタ国立公園(エアーズロック) / Uluru-Kata Tjuta National Park

カカドゥ国立公園 / Kakadu National Park

カカドゥ国立公園はノーザンテリトリー北部に位置するオーストラリアで最大規模を誇る国立公園です。マングローブが生い茂る湿原が広がり、1,600種の植物、200種を超える鳥など数多くの動植物が生息しています。サウス・アリゲーター川(South Alligator River)の支流にあるイエロー・ウォーターは野生動物と出会える絶好のスポットです。イエロー・ウォーターをボートで巡る“イエロー・ウォーター・クルーズ”ではイリエワニ、ウミワシ、バッファローなどを観察することができます。
また、カカドゥ国立公園はアボリジニが2万年前に描いた約3,000のロックアート(壁画)が残されている貴重な場所です。カカドゥ観光の拠点となるジャビルから北へ約40kmの場所にあるウビルでは、約1.5kmのトレッキングコースを楽しみながらロックアートを鑑賞できます。ロックアートには動物の内臓や骨格を描くX線画法が用いられ、当時の生活や神話が描かれています。トレッキングコース沿いにあるナダブ展望台からは湿原を一望することができ、特に夕暮れ時は絶景です。

所在地:Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886
アクセス:ダーウィンから車で約3時間
登録年(拡張年):1981年 (1987年、1992年)
ノーザンテリトリー政府観光局サイト:Kakadu National Park
ユネスコ公式サイト:Kakadu National Park

ウィランドラ湖群地域 / Willandra Lakes Region

今から4万年前にニューサウスウェールズ州南西部の砂漠地帯に広がっていた湖の跡地です。地形的特性のほかアボリジニの生活痕跡や動植物の化石も見つかったことから、1981年に複合遺産として世界遺産に登録されました。この地域にはかつて湖が点在していましたが、約1万5000年前に干ばつが起こり砂漠地帯へ変化したとされています。湖底の砂と粘土層が侵食してできた33kmにも及ぶ三日月型の砂丘は、万里の長城(Walls of China)とも呼ばれます。また、この地域は人類の祖先であるホモサピエンスの骨が発見された貴重な場所です。アボリジニが4万年前に生活していたことも判明しており、人類最古の火葬場が発見された地としても知られます。現在でも研究者による発掘が続けられ、2005年には2万年前の人類の足跡が発見されました。この他にも、今では絶滅した巨大なカンガルーやウォンバットなどの哺乳類や植物の化石が発掘されています。
ウィランドラ湖群地域は敷地内の一部がマンゴ国立公園として観光客に開放されています。ビジター・センター周辺にはキャンピング・カーや牽引用キャンピング・トレーラーでの滞在が可能なキャンプ場所もあります。

所在地:ニューサウスウェールズ州の南西部
アクセス:メルボルンから飛行機で約1時間10分
登録年:1981年
オーストラリア政府農業水環境局サイト:World Heritage Places – Willandra Lakes Region
ユネスコ公式サイト:Willandra Lakes Region

タスマニア原生地域 / Tasmanian Wilderness

オーストラリア大陸の南に浮かぶタスマニア島西部の原生林地帯です。オーストラリア最大の自然保護区で、面積は約138万ヘクタールに及びます。かつてタスマニア島はオーストラリア大陸と地続きでしたが、温暖化による海面上昇で大陸から分離しました。そのため太古の自然がそのままの姿で残り、オーストラリアで独自の進化を遂げたタスマニアデビル、ハリモグラ、カモノハシ、ウォンバットなどの珍しい動物が生息しています。気性が荒いことで有名なタスマニアデビルはかつてオーストラリア全土に分布していましたが、現在はタスマニア島のみに生息する島固有の動物です。
また、タスマニア島に点在する洞窟内ではアボリジニが描いたとされる壁画や氷河期時代の生活痕跡である石器などが発見されているため、文化的に貴重な場所でもあります。世界遺産にはクレイドル山=セント・クレア湖国立公園フランクリン・ゴードン・ワイルドリバーズ国立公園サウスウエスト国立公園など多くの自然保護区が含まれます。島の中心に位置するクレイドル山=セント・クレア湖国立公園は、島内の2大都市であるホバート、ロンセストンからアクセスが良いためタスマニア観光の中心地となります。

所在地:Cradle Mountain-Lake St Clair National Park
アクセス:メルボルンから飛行機で約1時間
登録年(拡張年):1982年 (1989年)
オーストラリア政府農業水環境局サイト:World Heritage Places – Tasmanian Wilderness
ユネスコ公式サイト:Tasmanian Wilderness
タスマニア原生地域 / Tasmanian Wilderness

短期のオーストラリア入国・渡航にはETAS(イータス)の事前申請が必要です

日本国籍の方が90日以内の観光や商用を目的としてオーストラリアへ渡航する際は、電子渡航認証“ETAS(イータス)”の申請が必須となります。事前にETAS(イータス)を取得していない方は航空機への搭乗が認められないため、オーストラリアへ観光する際は必ず申請をお願いします。
ETAS(イータス)に関する詳細は「オーストラリア観光ビザのETAS(イータス)とは」をご確認ください。

更新日 : 2021/09/28