カンタス航空とヴァージンオーストラリア航空が国際線を運休

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カンタス航空とヴァージンオーストラリア航空が国際線を運休

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オーストラリアを代表する航空会社であるカンタス航空とヴァージンオーストラリア航空は、オーストラリア国民の帰国を支援するために一部の国際線を運航していました。政府の助成を受けて最小限のフライト数で運航を続けていましたが、6月9日のロンドン、オークランド、ロサンゼルス、香港便を最終として国際線の運休を発表しました。

オーストラリアでは海外からの渡航者に対する入国制限により国境は未だ閉鎖していますが、その一方で州内における旅行制限は緩和の方向に向かっているため、政府は国内線に対する資金提供の延長を発表。国内線運航拡大への取り組みに集中する意向を示しました。

新型コロナウイルスの影響により経営破綻となったヴァージンオーストラリア航空は現在経営再建が進められています。同社の広報担当は政府の発表を歓迎したうえで、「我々は政府からの資金提供に関する協議を引き続き重ねており、新しい契約がまもなく結ばれることを期待しています」と今後も政府と連携して国内線の運航を継続する旨を述べました。

また、カンタス航空とそのグループ会社であるジェットスター航空は各州で実施されている旅行制限の緩和に伴い、国内線のフライト数を週100便から300便ほど増便することを発表。シドニーやメルボルンをつなぐ首都圏ルートを中心に、各州内でのフライトも増便します。カンタス航空は6月上旬の時点でシドニー~メルボルン間の国内線を週5便運航していますが、月末までに週46便に拡大する予定です。ジェットスター航空も同ルートのフライトを週7便から21便へと拡大する運びとしています。

参考元 : news.com.au
https://www.news.com.au/travel/travel-updates/health-safety/qantas-virgin-australia-suspend-last-international-flights-amid-travel-ban/news-story/fce70e220627dde52883283cd06639af