カンタス航空とジェットスター航空が10月末より燃油サーチャージの引き上げを発表

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カンタス航空とジェットスター航空が10月末より燃油サーチャージの引き上げを発表

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カンタス航空とジェットスター航空は燃料費高騰に伴い、先月27日に燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の引き上げを発表。運賃の上昇圧力がかかるなか、カンタス航空は3.5%、子会社のジェットスター航空は3%の上昇となりました。なお、値上げは27日以降に発券した航空券から適用されますが、基本運賃は2022年末シーズンより安価となっています。
燃油サーシャージは燃料価格に応じて国際線の運賃に上乗せされる特別料金で、今年10月から続くガザ地区とイスラエル間の紛争に関連した原油価格の高騰が引き上げの原因だとカンタスグループは説明。また、価格高騰の全額を顧客に転嫁せず、一部は自社で負担する方針を強調しました。航空業界では燃料費の高騰が問題視され、紛争の激化が続く場合はさらなる上昇が見込まれます。
カンタス航空は声明で、「現在の中東情勢や豪ドル安などの影響で燃料価格の高止まりが予想されるが、これ以上の運賃の値上げは行わない」とコメント。コスト上昇のリスクが続く一方で、「手頃な価格で空の旅を提供することが重要です。私たちは、今後も定期的なセールを展開していきます」と特別割引サービスの継続を約束しました。

参考元:news.com.au