集会時における規制措置を緩和する内容にモリソン首相が同意

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集会時における規制措置を緩和する内容にモリソン首相が同意

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オーストラリア内閣府は各州で行われている規制緩和措置を三段階に分けて進行するよう発表しており、現在はすべての州が緩和措置の第二段階または第三段階に達しています。オーストラリア国内では新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にあることから、6月12日に開催された会合にてモリソン首相は集会時における人数制限の緩和について同意しました。

以前発表された規制緩和措置の第三段階では集会時の人数制限を最大100名までとしていましたが、今回の決定により内閣府は人数制限を撤廃。“集会時は4平方メートルあたり1人を配置または対人距離を1.5メートル以上確保する”というルールに置き換える旨を発表しました。この決定により、十分な対人距離を確保することができる大型施設では100名以上の受け入れが可能となります。
また、スタジアムなどで開催される屋外イベントに関しても人数制限の緩和を発表。収容人数の定員が最大3万人となる会場では、定員人数の25%以下まで観客を動員することを認めています。なお、会場の最大収容人数が4万人を超える場合は、オーストラリア保健保護本部委員会(AHPPC)からの助言を受けて、各州の政府で規制人数を設けるよう要請しました。

今回の決定に伴い規制緩和措置が第三段階に達している州に限り、大きな会場や施設により多くの人々を受け入れることが可能となりました。ただし今回のルールは感染リスクが高いとされているナイトクラブなどは対象ではありません。内閣府では当該の場所に関する規制緩和措置は専門家の意見を受けたうえで再開時期を引き続き検討中であると述べました。

参考元 : SBS NEWS
https://www.sbs.com.au/news/gathering-limits-relaxed-for-large-venues-under-stage-three-coronavirus-restrictions