ビクトリア州 集会時における制限措置の再強化を決定

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ビクトリア州 集会時における制限措置の再強化を決定

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ビクトリア州政府は州内の新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあることから、集会時における人数制限を再び強化することを決定しました。

ビクトリア州では規制措置が段階的に緩和されていましたが、先週より新規の感染者数が増加。直近のケースでは家族単位での集まりから複数のクラスターが発生し、感染者が一日に10名以上確認される深刻な事態が続いています。感染拡大の影響を受け、州政府は緊急事態宣言を7月19日まで延長。規制措置の緩和計画を一歩後退させることを決断しました。

同州では6月より自宅へ人を招く場合の人数制限は最大20名までとしていましたが、人数を最大5名へと縮小。屋外での集会時における人数制限も同様に縮小するとし、最大10名に制限します。既に営業を再開している飲食店などの受け入れ人数は現在の20名から50名に拡大する予定でしたが、緩和措置は延期となりました。ジムや映画館などの屋内施設は22日から営業が再開していますが、受け入れ人数は最大20名までとしています。そのほか規制の変更に伴いビクトリア警察による監視も強化。規制措置の違反者には罰金制度の導入を決定しました。

州の最高医療責任者であるブレット・サットン氏は「私たちはみんな、友人や家族に会うことのできる今まで通りの生活へ戻りたいと願っています」と市民の声を代弁。新型コロナウイルス感染の第二波のリスクについて再度警告を行い、引き続き規制措置を遵守するよう市民に呼びかけました。

参考元 : SBSNews
https://www.sbs.com.au/news/close-watch-on-virus-across-vic-families