ニューサウスウェールズ州 公共交通機関の利用人数を拡大

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ニューサウスウェールズ州 公共交通機関の利用人数を拡大

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ニューサウスウェールズ州は7月1日より公共交通機関の利用人数制限を拡大しました。公共交通機関であるワラタ鉄道の列車は1車両あたりの利用者数を現在の32人から最大68人へと変更。バスの利用者数の制限は現在の12人から23人へ、フェリーは最大450人へ制限が拡大となりました。感染対策の一環として1日2~3回の車内清掃を行うほか、“グリーンドットサービス“を実施。間を開けて配置された緑の点で示される特定の座席に座るよう乗客に求めており、乗客同士が社会的距離を確保できるよう促しています。

ニューサウスウェールズ州首相グラディス・ブレジクリアン氏は「PCR検査の受診者数が増加したことにより、制限を緩和することができました」と検査を受けた市民へ感謝の意を述べるとともに、「体調不良の場合は風邪やインフルエンザの症状と思わず、新型コロナウイルスの感染を疑ってください」と軽度でも症状がある場合は今後も積極的に検査を行うよう奨励しています。

この度の決定により公共交通機関の利用者数は拡大されましたが、州首相は引き続き通勤ピークの時間帯を外した電車の利用や短い距離であれば徒歩通勤を検討するよう市民へ呼びかけました。また、シドニーを含む州内の各地域では自転車専用道路である“ポップアップサイクルウェイ”の設置を進めており、バスや電車による移動の代替え手段として自転車の利用も推奨しています。

参考元:The Pulse
https://thepulse.org.au/2020/06/16/health-advice-allows-public-transport-peak-capacity-to-double/