南オーストラリア州 一部の州からの渡航者に対して州境制限を解除

ETAS申請はこちらから 出発の72時間前までにお願いします
Menu

南オーストラリア州 一部の州からの渡航者に対して州境制限を解除

  • アデレード
  • 南オーストラリア州
  • 州境制限
  • 規制緩和

更新日 : 配信日 :

南オーストラリア州のスティーブンマーシャル首相は北部準州、西オーストラリア州、タスマニア州、クイーンズランド州から入州する渡航者に対して州境制限の解除を発表しました。ただし州境間における制限解除は“南オーストラリア州に入州する場合”に限るものであり、州民が他州へ訪れる場合は各州の規定に従うよう忠告しています。

同州では3月より入州する渡航者に対して14日間の自己隔離を行うよう義務付けていましたが、新規感染者数が減少している状況を鑑み制限の緩和を決定。6月17日より北部準州、西オーストラリア州、タスマニア州から直接入州する場合に限り自己隔離が免除となりました。6月20日からはクイーンズランド州からの渡航者も免除対象となり、計4つの州から訪れる際も不要となります。しかし入州する前にニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、首都特別地域を経由する場合は引き続き措置の対象となるため、入州後は14日間の自己隔離に応じなければいけません。

州政府は残りの州に対する州境制限については7月20日ごろに解除する方針としていますが、ニューサウスウェールズ州と首都特別地域に関しては予定日前の解除も検討されています。なお、新型コロナウイルスの新規感染者が増加しているビクトリア州は今後の感染状況をふまえて解除する見通しです。

州の最高保健責任者であるニコラスプリエ氏は「政府は飲食店などにおける受け入れ人数の拡大も予定しています」と同州が更なる規制緩和へ向かっていることを説明。「州の規制措置に対して市民は非常に協力してくれました。そのおかげで今後の規制緩和に関して前向きな報告ができるでしょう」と感染対策に尽力した市民へ感謝を述べると共に、近々発表となる緩和計画について示唆しました。

南オーストラリア州を含む各州の規制緩和措置に関しては、こちらも併せてご確認下さい。

参考元 : InDaily
https://indaily.com.au/news/2020/06/16/sa-throws-borders-open-to-wa-nt-and-tasmanian-arrivals/