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オーストラリア政府は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国内で講じている制限措置を三段階に分けて緩和する方針を5月8日に発表。規制緩和のスケジュールについては各州政府の判断に委ねるとしており、各州では経済再開に向けた規制緩和が始まっています。
5月19日、首都キャンベラを含む首都特別地域(ACT)の政府は第2段階以降の緩和について具体的なスケジュールを発表。現行の第1段階から第2段階への移行は5月30日に実施され、第3段階への移行日は6月19日までに決定される見込みです。首都特別地域(ACT)のバー首相は、「予定通り制限緩和が行われるか否かは感染拡大を抑制し続けられるか次第です。今後10日間にわたり新規感染を抑えることが出来ればスムーズに第2段階へと移行することができます」と述べ、改めて市民へ協力を求めました。
第2段階では20名以下の集会が許可されるほか、映画館や美術館、コンサート会場も一度に最大20名に限り開催が認められます。第3段階では最大100人以下の集会やイベントが許可され、宿泊施設やフードコート、クラブ、パブの営業が再開される見込みです。
バー首相は第2段階の規制緩和に際し、「感染者数動向などのデータは3週間ごとに精査します。結果により、規制緩和のスケジュールを変更することも視野に入れています」と発言。今後の状況に応じ慎重に規制緩和を進めていく構えを示しました。
参考元 : The Canberra Times
https://www.canberratimes.com.au/story/6760369/gatherings-of-up-to-20-in-act-may-be-allowed-by-next-weekend/?cs=14225
更新日 : 2023年1月13日
更新日 : 2022年10月11日
更新日 : 2022年11月3日
更新日 : 2022年7月6日