ボンダイビーチの魅力と楽しみ方

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ボンダイビーチの魅力と楽しみ方

ボンダイビーチの魅力と楽しみ方

ニューサウスウェールズ州シドニー東部に位置するボンダイビーチは、オーストラリアで最も人気のあるビーチです。サーフィンなどのマリンアクティビティが盛んに行われ、ビーチ周辺には数多くのカフェやレストランが立ち並びます。週末にはマーケットが開催され、一年を通して観光客や地元住民で賑わいます。

ボンダイビーチの魅力

“岩に砕ける波の音”を意味するアボリジナルの言葉“ボンダイ(Bondi)”に由来するボンダイビーチは、ここで過ごすことを“ボンダイ・バブル(Bondi Bubble)”と言われるほど高級感のあるエリアです。ビーチ沿いの通りキャンベル・パレードを越えると、カフェやレストラン、デザイナーショップが並び、高級ホテルQTボンダイなど多くの宿泊施設があります。白い砂浜では海水浴やサーフィン、広大な沿岸でのトレッキングやピクニック、シドニーで最も有名なオーシャンプールなど、様々なアクティビティが楽しめます。1年中ライフセーバーが巡回する安全なビーチは、家族連れも安心して楽しめるでしょう。

オーストラリアNO.1ビーチ

オーストラリアで最も人気のあるボンダイビーチの見どころは、パノラマ写真のように広がる白い砂浜と青い海です。海水浴や日光浴、サーフィンなど1年を通して多くの観光客が様々なアクティビティを楽しみます。海とプールが一体化するオーシャンプール、100年の歴史を持つボンダイアイスバーグクラブのほか、ショッピングエリアや海を眺めながら食事が楽しめるカフェやレストランが数多くあります。オーストラリアの夏は砂浜にツリーやトナカイのバルーンが飾られ、日本とは一味違ったクリスマスが味わえるでしょう。

様々なアクティビティ

ボンダイビーチでは様々なアクティビティが楽しめます。サーファーに絶大な人気を誇るビーチでは、プロのサーファーが指導するサーフィンスクール​で初心者から上級者までレベルに合わせたレッスンが受けられます。海が苦手な方はボンダイ・アイスバーグ​のオーシャンプールがおすすめです。海から一段高い位置にあり景色も楽しめるプールは休業日の木曜日以外は毎日一般向けにオープンしています。陸のアクティビティなら、崖上から絶景を眺めて歩くコースタル・ウォークフェデレーション・クリフ・ウォークはいかがでしょう。広大な海岸を眼下に眺めながらのトレッキングと共に様々なグルメが楽しめます。

豊富なショッピングエリア

ボンダイビーチに隣接する東シドニー地区最大の商業地域“ボンダイジャンクション”は、“ここで見つからないものはない”と言われるほどショップが充実しています。ウェストフィールドのショッピングモールや、“グレンモアロード”と“オックスフォードストリート”の交差点にあるショッピングエリア“インターセクション”には世界的なブランドやオーストラリア発のショップが軒を連ねます。
週末はマーケットに出かけて買い物や食事を楽しむのはいかがでしょう。土曜日に開催されるボンダイ・ファーマーズ・マーケットでは、新鮮な食材やフードをテイクアウトして芝生の上でピクニックが楽しめます。オリーブオイルやハチミツ、ジャム、ハーブ、スパイスなど地元で作られた食材が手に入るほか、生産者達と交流ができるでしょう。日曜日は同じ場所がボンダイ・マーケットになり、地元のデザイナーやメーカーが焼いた陶器、スキンケアアイテムから、ファッション、雑貨などのお店が並びます。ここでしか手に入らない珍しいものを探し、家族や友人、自分への土産物にいかがでしょうか。

心地よいビーチカルチャー

ボンダイビーチはライフセーバー発祥の地、サーフィンの聖地として高い人気を誇りますが、オーストラリアで初めてトップレスが認められたビーチとしても有名です。“ボンダイ・ウォーキングツアー”はビーチやライフセーバー発祥の歴史などを知ることができ、野外彫刻展スカルプチャー・バイ・ザ・シーでは海岸線沿いに国内外のアーティストの作品が展示されます。ボンダイ・マーケットでは地元の食材のほか、オーストラリアの素材で制作された一点ものの陶器や雑貨が手に入るでしょう。
メインのキャンベル・パレード通りには、リゾートタイプのカフェ、ビーチファッション、サーフボードの専門店など、ビーチカルチャーを物語るショップが軒を連ねます。

ボンダイビーチの魅力と楽しみ方

ボンダイビーチへの行き方

シドニー市街地からボンダイビーチまでは、列車トランスポートNSWセントラル(Central Station)駅からボンダイジャンクション(Bondi Junction Station)駅まで移動し、そこからバスで行くのが簡単です。路線はT4(Eastern Suburbs & Illawarra Line)に乗りボンダイジャンクション駅で下車します。ボンダイジャンクション駅は終点なので乗り過ごす心配はありません。バスターミナルからスタンドA(ルート333)もしくはスタンドB(ルート380)のバスに乗り、“コダマインストリート・ニア・キャンベルストリート(Campbell Pde near Hall St)”か、“ラムロックアベニュー・ニア・キャンベルパレード(Campbell Pde near Lamrock Av)”どちらかのボンダイビーチ前のバス停で下車します。ボンダイジャンクション駅発着のバスは毎日10分間隔、19時30分以降は15分間隔で運行しています。電車やバスを利用する際は、ICカード“オパールカード(Opal Card)”が便利です。自由に乗り降りできるビッグバス・シドニーツアーの停留所がボンダイビーチにあるため、シドニー周辺を巡るツアーに利用してはいかがでしょうか。

ボンダイビーチの時差・サマータイム

オーストラリアは3つのタイムゾーン、オーストラリア東部標準時(AEST)、オーストラリア中部標準時(ACST)、オーストラリア西部標準時(AWST)に分けられます。サマータイムは“夏時間”や“デイライト・セービング”とも呼ばれ、導入の有無は国や都市ごとに異なります。オーストラリアでサマータイムを導入している主要都市はボンダイビーチのあるシドニー(東部時間)、アデレード(中部時間)、ロードハウ島です。10月の第1日曜日午前2時から4月の第1日曜日午前3時までがサマータイムとなり、この期間は通常の日本との時差1時間にサマータイムの1時間がプラスされ時差が2時間になります。

ボンダイビーチの気候

ボンダイビーチは温帯性気候に属します。日本と同様に四季があり、季節が正反対になるため衣服の準備には注意が必要です。

夏:12月~2月

平均気温が18〜25度、湿度は65%まで上がります。海水温度は21〜24度とマリンアクティビティを楽しむのにぴったりの季節です。日中に外出する際はサングラスや帽子、日焼け止めを忘れずに用意しましょう。

秋:3月~5月

秋が最も穏やかな気候で湿度は低く、気温は15〜22度まで下がります。爽やかな秋の空気の中で海岸を散歩してはいかがでしょう。

冬:6月~8月

日本では6~8月が夏にあたりますが、ボンダイビーチは冬となり最も気温が下がる時期を迎えます。朝晩は気温が8〜17度と冷え込むため、この時期に渡航する際は上着やセーター等を用意しましょう。

春:9月~11月

暖かくなりますが夏ほど湿度は高くありません。平均気温は11〜23度、晴天が続き過ごしやすくアウトドアライフを楽しむには絶好の季節です。

ボンダイビーチのベストシーズン

一年中がオンシーズンと言われるボンダイビーチは、夏にあたる12月~2月は多くの観光客で混み合います。日中は半袖で過ごせるため上着を用意する必要がなく、他の時期と比べ荷物が少なくて済みます。海水温度が21〜24度まで上がりビーチのベストシーズンと言えますが、他のシーズンにも多くの楽しみがあります。春にあたる9月~11月は晴天が続き過ごしやすく、アウトドアライフを楽しむには絶好の季節です。ビーチが混み過ぎることなくゆったりと楽しめ、数多くの花が咲き花見も楽しむことができます。秋冬でも気温が10度を切る日は少ないため、水泳やサーフィンが楽しめます。ただし、水温が18〜19度と低くなる場合は、全身を包むウェットスーツの着用をおすすめします。

ボンダイビーチのおすすめグルメ

ボンダイビーチ沿いのキャンベル・パレードや垂直に延びるホール・ストリートには、高級レストランからファストフードのほか、カフェやスイーツなど数多くのお店が並びます。本格的なシーフード料理ならボンダイ・アイスバーグに併設された崖上の絶景レストラン“アイスバーグ・ダイニングルーム・アンド・バー”、海を眺めながら食事を楽しめる“ノース・ボンダイ・フィッシュ”は旅行客だけでなく地元の人も通う人気店です。オーストラリア発祥のパンケーキで有名な“ビルズ(BILLS)”、グレービーソースのパイが有名なハリーズ、フィッシュアンドチップスのボンダイ・サーフ・シーフード、ポーチ・アンド・パーラー​のグリーン・ブレッキー・ボウルなど数多くのグルメが楽しめます。甘いものなら行列の絶えないメッシーナのジェラートがおすすめです。ほとんどのお店でドリンクやフードがテイクアウトできるので、ビーチや芝生のあるエリアでピクニックを楽しむのはいかがでしょうか。

ボンダイビーチの魅力と楽しみ方

ボンダイビーチで人気のアクティビティ

ボンダイビーチでは白い砂浜と青い海で豊富なマリンアクティビティが楽しめます。初心者でも楽しめるボンダイビーチ唯一の公認スクールレッツゴー・サーフィンでサーフィンに挑戦してみましょう。ボンダイビーチのアイコンともいえる海の中に浮かぶようなオーシャンプールで泳いだあとは、併設の老舗ボンダイアイスバーグクラブで一休み。沿岸には断崖の景色を楽しめる遊歩道コースタル・ウォークがあり、ビーチからビーチへ移動の途中にはカフェやレストランでグルメが楽しめます。“ボンダイ・バブル”と呼ばれる高級なエリアにホテルやショッピングゾーン、レストランが数多くあり、ボンダイ・ファーマーズ・マーケットで地元の人々に交じり季節の野菜やフルーツを買い込むのはいかがでしょう。コスメや雑貨などお土産探しにおすすめのショップが多数あります。シーズン限定のアートイベントスカルプチャー・バイ・ザ・シーでは、新進作家の斬新な作品を鑑賞できます。

レッツゴー・サーフィン

ボンダイビーチでは日の出とともにマリンアクティビティを目当てに多くの人々が集まります。ボンダイ公認のサーフィン教室“レッツゴー・サーフィン”​ではプロのサーファーによるレッスンが開催され、全くの初心者でもサーフィンが楽しめます。ボードやタオルのレンタル、キッズ・レッスンのほか、6週間のサーフコースではサーフィンの基礎をしっかり学べるでしょう。周辺は泳ぐのに安全なエリアを示す旗が立てられ、ライフセーバーが海を一年中巡回しているため安心して泳げます。

断崖の遊歩道“コースタイル・ウォーク”

ボンダイビーチクージービーチを繋ぐコースタイル・ウォークは、美しい風景とひと休みするのにぴったりのカフェが並ぶ遊歩道です。全長6kmの道のりは2時間程度で歩き通せます。途中のショップで絞りたてのジュースやコーヒーをゆっくりと楽しみ、到着したクージービーチで泳ぐプランはいかがでしょう。途中にはオーストラリアの著名人が眠る“世界で最も美しい墓地”と言われるウェイバーリー墓地があります。ボンダイビーチからクージービーチの途中にあるタマラマビーチ周辺は、野外彫刻展スカルプチャー・バイ・ザ・シーのエキシビション会場です。

知る人ぞ知る“フェデレーション・クリフ・ウォーク”

ボンダイビーチからワトソンズ・ベイまで続く7kmのフェデレーション・クリフ・ウォークは、知る人ぞ知るおすすめのコースです。片道1時間半ほどボンダイビーチ北端の自然道を歩き、ドーバー・ハイツのローリー自然保護区へ向かいましょう。砂岩の断崖の上に続く遊歩道を進みオーストラリア最古の灯台ホーンビー灯台を過ぎたら、太平洋を望む壮大な景色が楽しめるギャップ(The Gap)へと下ります。ここはシドニーホエールウォッチングのベスト・スポットの一つで、5月から11月までがシーズンです。散策の後は海沿いのワトソンズ・ベイ・ブティック・ホテルでゆったりとランチを楽しむのはいかがでしょう。

世界最大の野外彫刻展“スカルプチャー・バイ・ザ・シー”

スカルプチャー・バイ・ザ・シーは1997年にシドニーで始まった世界最大の無料野外彫刻展です。ボンダイビーチからタマラマ・ビーチの約2kmにかけて広がる大自然の風景と共に、ダイナミックなアートを楽しむことができます。また、同時開催される屋内展示会場スカルプチャー・インサイドでは、小さな彫刻の展示やワークショップが開催されます。“スカルプチャー・バイ・ザ・シー”が始まった2017年には、15か国から104点の彫刻が展示され約50万人が訪れました。毎年10月から11月にかけてボンダイビーチで展示されるほか、コステロースノーウィーバレーでも開催されます。

ボンダイビーチに行くにはETAS(イータス)申請が必要

ボンダイビーチへの観光を目的としたオーストラリア渡航の際は、ETAS(イータス)を事前に申請することでビザを取得せずに入国ができます。ETAS(イータス)は、外国籍の方がオーストラリアへ渡航する際に必要となる電子渡航認証システムです。ETAS(イータス)を利用してオーストラリアに滞在できる期間は最長で3か月となるため、3か月以上の滞在を希望される方はETAS(イータス)ではなくビザの申請をご検討ください。オーストラリア政府移民局およびオーストラリア大使館では渡航が決まった早い段階でのETAS(イータス)の申請を推奨しています。ETAS(イータス)に関する詳しい情報と申請方法は“オーストラリア観光ビザのETAS(イータス)とは”をご確認ください。

更新日 : 2022/05/25