オーストラリア ビクトリア州 5月26日より公立学校を段階的に再開

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オーストラリア ビクトリア州 5月26日より公立学校を段階的に再開

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ビクトリア州で施行されている新型コロナウイルスの感染防止措置における規制緩和により、5月26日より公立学校の段階的な再開が進められています。ビクトリア州ではこれまで感染拡大防止のため、両親がエッセンシャルワーカーである等の理由により自宅学習が困難な子どもたちに限り登校が許可されていました。

学校再開にあたりビクトリア州では1万7500人以上の学校職員を対象に新型コロナウイルスの検査を実施。1名のみ陽性反応を示したと発表しています。学校では新たな規則が適用されており、生徒同士の文房具の貸し借りや水飲み場の使用は禁止されています。また、生徒の送迎は専用の出入り口にて行われ、保護者の学校内への立ち入りは許可されません。

ビクトリア州の州都メルボルンにあるハンプトン小学校では学校再開を迎えた5月26日、登校時に生徒の検温を行い、手洗いを徹底するよう指導。スー・ナイト校長は、「密集を避けるため生徒の登校時間をずらし、保護者には3つの校門に分散して送迎をするよう呼びかけました。今後は学校内の清掃を強化し、社会的距離の保持を徹底する必要があります」と述べ、感染防止を強化する意向を示しました。

一方で、ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州では5月25日より公立学校を、タスマニア州と首都キャンベラでは段階的に対面学習を再開。また、南オーストラリア州、西オーストラリア州、ノーザンテリトリー州の学校では既に従来のスケジュールで授業が実施されています。

参考元 : 9NEWS
https://www.9news.com.au/national/coronavirus-victoria-schools-return-students-back-for-classroom-learning-at-public-schools/63326fc7-b41d-458f-9dc9-26092a5d1d62#close