ビクトリア州 一部地域にてマスクの着用を義務化

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ビクトリア州 一部地域にてマスクの着用を義務化

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ビクトリア州では7月22日より新型コロナウイルスの感染多発地域であるメルボルンとミッシェルシャイアに居住する市民へマスク着用を義務化することを決定しました。

ダニエル・アンドリュース州首相はマスクの着用が感染者を減らすために効果的な策であると語り、「現在、非常に感染力の高いウイルスに対するワクチンはありません。私たちが新しい習慣を取り入れる必要があります」と義務化に踏み切った経緯を説明。同氏は「外出時に家の鍵や携帯電話を持ち歩くことが当たり前のように、今後は外出時のマスク着用が生活の一部になることでしょう」と新しい生活様式を受け入れるよう市民へ協力を求めました。これまでも州政府は社会的距離の確保が困難な場合はマスクを着用するよう要請していましたが、今後メルボルンとミッシェルシャイア地域の住民は外出時のマスク着用が必須となります。違反者には200ドルの罰金を科すことも併せて発表しました。ただし12歳以下の子供にはマスクの着用は強制されません。また、運動中や医療上および業務上の理由で着用が困難である場合はマスクをしない状態での外出を認めるとしています。

今回の条令を実施するにあたり州政府はマスクを必要とする人へ配布する方針を明らかにしており、既に250~300万枚のマスクを手配しているとのことです。州首相は市販のマスク以外にもスカーフを利用して顔を覆うことや手作りマスクの着用も推奨しており、ビクトリア州保健福祉省公式サイトではマスクの作り方を公開しています。

参考元 : abc news
https://www.abc.net.au/news/2020-07-19/face-masks-melbourne-victoria-rules-who-needs-to-wear-them/12470640