オーストラリア首都特別地域 緊急事態宣言を延長

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オーストラリア首都特別地域 緊急事態宣言を延長

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首都特別地域(ACT)では緊急事態宣言を11月19日まで延長することを発表。同地域で新型コロナウイルスの新規感染者は5週間以上確認されていませんが、感染拡大地域とされているニューサウスウェールズ州とビクトリア州の状況は依然として不安定なものであると判断し今回の決定に至りました。
首都特別地域保健大臣のレイチェル・スティーブン=スミス氏は「首都特別地域の感染状況は良好ですが、国内では今後も更なるクラスターが発生する可能性があるでしょう」と見解を発表。同氏は「私たちは国内の感染状況を監視し、首都特別地域に対する感染リスクを管理する必要があります」と語り、市民の安全を保護するため引き続き新型コロナウイルスを警戒する姿勢を示しました。
緊急事態宣言の延長により、現在首都特別地域で実施されている規制措置は継続されます。復旧計画は施行中のフェーズ3.1に留まる可能性が高く、新たな緩和措置の実施に関しては未定としています。首都特別地域保健相は「地域社会への感染を防ぐことが全ての人たちに利益をもたらします」と述べ、シドニーなど感染リスクの高い地域への不要不急な移動を避けるよう指示しました。また、市民に対し改めて社会的距離の確保や衛生管理を徹底するよう求め、体調不良の場合は検査を受診するよう呼びかけています。

参考元 : 9news
https://www.9news.com.au/national/coronavirus-australian-capital-territory-extends-state-of-emergency-in-canberra/b2d0a656-94d2-49ff-9f42-6ef0a9ae314e