ヴァージンオーストラリア航空 一部地域への航空路線を廃止

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ヴァージンオーストラリア航空 一部地域への航空路線を廃止

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新型コロナウイルスの影響により大打撃を受けたヴァージンオーストラリア航空は経営再建の一環として、一部地域への航空路線を廃止することを決定しました。対象はウルル、タムワース、ポートマッコーリー、オルベリー、ハービーベイ、クロンカリー、ミルデュラ、マウントアイザへの国内線とトンガへの国際線であると発表しています。今回の決定についてヴァージンオーストラリア航空の広報担当者は、顧客の需要低下および保有する航空機の減少が理由であると明らかにしました。廃止する路線の予約者には同社より連絡を行うとしており、旅行代理店を通じて予約を行った方は店舗へ直接連絡するよう案内しています。

同社の広報担当者は今後の運航について「オーストラリアの地方路線に力を入れる方針であり、国内20か所を繋ぐフライトを続けていきます」とコメント。担当者は「旅行制限が緩和され需要が回復次第、再び路線の見直しを行う予定です」と語り、再建に向けて意欲を示しました。

ヴァージンオーストラリア航空は新型コロナウイルスの影響により経営破綻に追い込まれ、約3千人のスタッフを解雇しました。同社はオーストラリア政府から追加資金の援助を拒否されたため一時は非常に厳しい経営状況となりましたが、米国のベインキャピタル社による買収が決定。今回廃止対象となった航空路線は利益不足のため以前より見直しが検討されていましたが、ベインキャピタル社による経営再建計画に伴い早期の実行に至りました。

参考元 : 9news
https://www.9news.com.au/national/virgin-australia-ending-regional-flights-under-new-owners-bain-capital/c25e81d8-24da-4868-b7d4-550af6f6b2bf