大晦日恒例のシドニー花火大会 規模を縮小した形での開催を検討

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大晦日恒例のシドニー花火大会 規模を縮小した形での開催を検討

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ニューサウスウェールズ州のグラディス・ベジクリアン州首相は大晦日の恒例イベントであるシドニー花火大会を本年度も開催する意向を示しました。シドニーでは毎年カウントダウンイベントとして大晦日に大規模な花火大会が開催されており、海岸沿いには花火を見るために100万人もの観客が訪れます。

花火大会を主催するシドニー市議会はコロナ禍での開催となる点や数百万ドルの運営費用がかかる点を懸念し本年度の開催を躊躇していました。しかし、ベジクリアン州首相は花火大会の開催に向けて費用の一部を州政府で負担する形で開催を後押し。州首相は「シドニーの花火大会は我々の希望の象徴である」とニューサウスウェールズ州にとって重要なイベントであることを強調しました。本年度は公衆衛生の観点から例年より規模を縮小しテレビ中継を中心とした形で開催する予定です。

観光大臣のスチュアート・エアーズ氏は花火大会の開催に向けてシドニー市議会および同州の保健局や警察、交通局と協議中であることを明らかにしました。イベント当日は社会的距離を確保するため現地での観覧はチケット制による人数制限を検討していると語っています。今後、国内で新型コロナウイルスの新規感染者が大幅に増加した場合はイベントが中止となる可能性もありますが、同氏は「各所と協力し花火大会を安全なイベントとして開催できるよう尽力をつくします」とコメントしました。

参考元 : abc news
https://www.abc.net.au/news/2020-09-24/nsw-coronavirus-gladys-berejiklian-supports-sydney-nye-fireworks/12696564