ビクトリア州が10日連続で新規感染者ゼロを記録 外出制限を解除

新型コロナウイルスの感染が拡大していたビクトリア州が10日連続で新規感染者ゼロを記録。州内における現在の感染者数も4件のみであることから、州政府はメルボルン地域で施行されていた外出制限を11月9日より解除しました。

ビクトリア州では新型コロナウイルス第二波の到来により感染者が急増した為、メルボルン地域と地方区域でそれぞれ異なる規制措置を実施。特に感染が多く確認されていたメルボルン地域では数カ月にわたり外出制限が行われていました。これまで同地域の居住者は外出時間や移動距離が制限されていましたが、今回の決定により州内全域の移動や旅行が可能となります。また、州政府は外出制限の解除と併せて、飲食店での受け入れ人数の拡大やジム、図書館、美術館などの営業再開を許可すると発表しました。

ビクトリア州での規制は大幅に緩和されましたが、外出時のマスク着用義務は継続。在宅勤務が可能な方に対しても引き続きテレワークの実施が要請されます。ビクトリア州のダニエル・アンドリュース州首相はこれまでの外出制限について「長い間、非常に多くの人々が会いたい人に会えない状況であったことを知っています」と市民に寄り添い、11月22日には更に規制を緩和する計画があることも明らかにしました。

参考元 : SBSNEWS
https://www.sbs.com.au/news/victoria-marks-10th-straight-day-of-no-new-coronavirus-cases-as-ring-of-steel-expires