クイーンズランド州 ケアンズのキャンプ場が営業を再開

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クイーンズランド州 ケアンズのキャンプ場が営業を再開

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クイーンズランド州のケアンズに位置するキャンプ場“バビンダ・ロータリーパーク”と“グリーンパッチキャンプ場”が6月5日から営業を再開しました。クイーンズランド州では6月1日より規制緩和措置が第二段階に移行し、州内における旅行制限が緩和。市民は州内全域で宿泊を伴う旅行やキャンプを楽しむことが許可されています。

バビンダ・ロータリーパークとグリーンパッチキャンプ場はともにケアンズ市街から車で30~45分ほどの距離にある無料キャンプ場です。キャンプ場では感染対策の一環としてスタッフが巡回を行い、トイレなど場内設備の清掃を強化しています。また、社会的距離を確保するためにサイト数(利用場所数)をバビンダ・ロータリーパークでは最大60サイト、グリーンパッチキャンプ場では最大40サイトに制限。利用する際には予約制ではなく先着順で受け入れを行っています。そのほか、両キャンプ場ではより多くの人々がキャンプを楽しめるように利用者へ最大72時間の滞在制限を設け、利用最終日より14日間は同一キャンプ場の利用を控えるよう求めています。

ケアンズは世界遺産に登録されている“グレートバリアリーフ”や“ウェットトロピックス”と呼ばれる湿潤熱帯地域など豊かな自然を楽しむことが出来る観光地として知られています。ケアンズ市長であるボブマニング氏はキャンプ場の再開を歓迎するとともに、「夏休みシーズン前にキャンプ場が再開されることは、ケアンズへ観光客を呼び戻すための小さな一歩となるでしょう」と観光経済の回復へ期待を高めました。

クイーンズランド州を含む各州の規制緩和措置に関してはこちらもご参照ください。

参考元 : Cairns REGIONAL COUNCIL
https://www.cairns.qld.gov.au/council/news-publications/media-releases/releases/campgrounds-reopen